船舶内工務・作業に関する事故防止対策検討委員会について
委員会の概要
海上に停泊中または接岸中の船舶内で行われる工事、修理、荷役、清掃等の工務や作業は、昨今では、船員以外の様々な外部作業者により実施されることも一般的ですが、最近この作業中に、危険物や人体への被害を生じうる積荷を原因とした事故が多発しています。
これは、外部の作業者が諸般の事情により船舶内の特殊で危険な作業環境を熟知できないまま作業に当たらざるをえないことがありうること、作業の危険回避に関する熟練性等の減退が懸念されることなどが背景にあるものと考えられます。
そこで、船員に関する労働安全政策の分野で蓄積された情報を有効に活用しつつ、外部の作業者が船舶内の特殊な環境下において工務・作業を行う際の事故や労働災害の防止等を図るため、海事関係者、作業関係者、行政等が連携して実務者による対策検討委員会を設置し、作業現場への安全性(危険性)に関する情報の確実な伝達方の策定、船舶内作業に特化した安全確保マニュアルの整備などについて検討することとしています。
・議事概要
●くろまる第2回
(平成21年11月11日(水))
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