国際救援活動要員養成講座 研修報告

平成22年度

国際救援活動要員養成講座 研修報告

国際協力・国際貢献が広く求められている中で、実際に国内外で発生した自然災害等の現場で 救援活動を
展開していくためには、これに従事する人材と組織化が求められています。このため、岡山県では 外務省・国際
関係機関・国際NGO等の国際貢献活動分野の有識者や実務者等による講義演習を交え、「国際救援活動」の
分野に的を絞った専門的な内容の講座を開催することによって、実際に国内外の救援活動の場で求められる
職務を果たすことができる人材を養成しようとするものです。

【 期 間 】 基礎講習 平成22年10月2日(土), 専門演習 平成22年10月16日(土)〜17日(日)
【 主 催 】 岡山県
【 協 力 】 公設国際貢献大学校
基 礎 講 習
基礎講習は、国際NGO・外務省・日本赤十字社の講師による講義を中心に開催しました。
日 時 平成22年10月2日(土) 10時00分〜17時15分
研修場所 岡山国際交流センター 5階 会議室1
研修日程
10:00〜10:15 開講式
開講挨拶 : 岡山県県民生活部国際課課長 藤本 悌弘氏
開講挨拶 : 公設国際貢献大学校教頭 鈴木 剛史

10:15〜10:30 受講者による自己紹介

10:30〜11:45 「岡山発−国際人道支援活動のこれから」
公設国際貢献大学校 名誉校長 菅波 茂

12:45〜14:00 「我が国の国際緊急援助活動について」
外務省国際協力局緊急・人道支援課
課長補佐 実取直樹 氏

14:15〜15:30 「対人地雷のない世界を実現するために 〜国際社会の協力〜」
特定非営利活動法人 地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)
代表 北川泰弘 氏、事務局長 内海旬子 氏

15:45〜17:00 「国際人道法の成り立ちとその思想」
日本赤十字社広島県支部 課長補佐 角田敦彦 氏

17:00〜17:15 「専門演習に向けて」
公設国際貢献大学校教頭 鈴木剛史



専 門 演 習
専門演習では、倉敷市消防局の協力による災害現場活動をテーマにした講義と演習、国際移住機関・陸上
自衛隊による講義、新見市消防署の協力による普通救命講習等を行いました。
日 時 平成22年10月16日(土)〜17日(日)
研修場所 倉敷市消防局・公設国際貢献大学校
研修日程
〔1日目〕

9:30 集合・受付(倉敷駅改札付近)

10:00〜11:30 危機管理基礎演習「災害現場活動について 」
倉敷市消防局 救助係長 名越康雄 氏

12:00〜13:00 昼食(倉敷市芸文館)

13:00〜15:00 「世界における人の移動と国際移住機関
(IOM)の活動」 国際移住機関(IOM)駐日事務所
プログラム・マネージャー 橋本直子 氏

15:15〜16:30 「ハイチ国際緊急医療援助活動について」
陸上自衛隊 第13後方支援隊長 白川誠 氏

18:30〜19:00 オリエンテーション(公設国際貢献大学校)

19:00〜20:00 夕食

20:00〜21:15 ももたろう国際救援隊について・プロジェクトマネジメント概論
公設国際貢献大学校 教授 鈴木剛史

21:15〜 交流会


〔2日目〕

9:00〜12:30 普通救命講習
新見市消防署職員

12:30〜13:30 昼食

13:30 〜 15:30 危機管理模擬演習及びストレス
マネジメント概論「憂いなければ備えなし」
公設国際貢献大学校 教授 的野秀利

15:45〜16:15 閉講式・修了証書授与

18:30 解散(岡山駅西口)



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