専攻共通
研究科長挨拶
「経営」の視点をもった環境学、「環境」を意識した経営学が求められています
「人と社会と自然との共生」に基づく持続可能な社会の実現は人類共通の願いです。公立鳥取環境大学大学院環境経営研究科では、主として自然科学を軸とする「環境学専攻」と、社会科学を軸とする「経営学専攻」、そして両専攻共通の「環境経営科目群」を設置しています。この課程で学ぶことによって、みなさんがそれぞれの学部で修得してきた基礎的知識をもとに、環境と経営に関する専門性の高い知識、思考力、実践力の獲得を目指します。そして、みなさんは、環境の視点から自然科学と社会科学を融合させた複眼的思考で研究を行い、「人と社会と自然との共生」、「持続可能な社会」の構築に向けた実現可能な提案や、その提案に基づいた実践的行動ができる高度専門職業人になることを目指します。
環境学専攻では、「環境経営科目群」に加えて、「自然環境科目群」「資源循環科目群」「人間環境科目群」の3つの科目群を置き、個別専門領域の知識に長けた高度専門職業人を育成しながら、視野の広い専門研究者の養成を目標にしています。経営学専攻では「環境経営科目群」に加えて、「企業経営科目群」「地域経営科目群」「経営情報科目群」の3つの科目群を置き、科目間の連携も図りつつ、個別専門領域の高度専門職業人の養成を目標にしています。あなたも、これからの日本、そして世界にとってますます重要になる"環境経営"の分野に挑戦してみませんか。
研究科長
研究科長 𠮷田 高文 教授
[ Profile ]
鳥取県八頭郡八頭町生まれ。名古屋大学経済学部卒業、
名古屋大学大学院経済学研究科前期課程修了(経済学修士)、
同後期課程単位取得満期退学。1988年長崎大学経済学部講師。
同准教授、教授を経て、2016年長崎大学名誉教授。
2017年公立鳥取環境大学経営学部教授(現在に至る)、
2022年4月から経営学部長・環境経営研究科長・経営学専攻長に就任。