モールス電信技能認定

モールス電信技能認定
平成30年4月受け付け分よりモールス電信技能認定を申請される22歳未満の方を対象に認定申請手数料および免状交付手数料の見直しをし半額にいたしました。
ぜひこの機会にモールス電信技能認定の申請をお待ちしています。
免状
さんかくモールス電信技能総合五段の免状の例。
現時点ではまだ五段の獲得者はいません! JARLモールス電信技能認定制度は、JARLが一定の認定試験をおこなってCWの腕前を判定、段級位を認定するものです。
CWは、昨今の無線通信技術の発展に伴い、ともすると忘れられてしまいがちな通信モードですが、JARLではこの認定制度を導入することにより1世紀にわたって無線通信を支えてきた魅力あるこの通信モードを守り、さらに発展して行くようにとの願いを込めています。
なお、この認定はJARLがおこなうもので、アマチュア無線の国家試験とは異なるものです。

【NEWS】 モールス電信技能認定実施規程 (2011年11月1日付)

しかく 認定の方法は2種類 しかく

段級位の認定方法は、次のとおりです。腕におぼえのある方は、奮ってチャレンジしてください。

  1. JARLが直接おこなう認定試験によるもの(全段級位)
  2. JARLが適任であると認めたボランティア試験員によるもの(ただし、モールス電信1〜3級に限ります)

【ボランティア試験員リスト】【モールス電信技能認定実施規程】


認定の種別

段級位

認定の項目
モールス電信総合 名人位 和文、欧文普通語、欧文暗語 送信・受信
5段〜初段 和文、欧文普通語、欧文暗語 受信のみ
1級〜3級 和文、欧文普通語 受信のみ
モールス電信欧文 5段〜初段 欧文普通語、欧文暗語 受信のみ
1級〜3級 欧文普通語 受信のみ

しろまる 認定のための技能要件

通信速度等

名人位

5段
4段

3段
2段

初段
1級

2級
3級

PARIS方式の

通信速度
字/分

180
160

140
120 110 90 60

45

25

試験時間

約3分間

約2分間

合格基準

90点以上

80点以上
85点以上 90点以上

(注記) PARIS方式による通信速度を実際に和文、欧文普通語および欧文暗語の通信速度にすると、およそ次のとおりになります。

モールス電信 和文・・・・・・PARIS方式による通信速度の7〜8割
〃 欧文普通語・・・PARIS方式による通信速度とほぼ同じ
〃 欧文暗語・・・・PARIS方式による通信速度の8〜9割


しろまる 認定の方法
1. 通信速度(各種別とも)

名 人 位 : 約5分間の送信および音響受信
1級以上 : 約3分間の音響受信
2級以下 : 約2分間の音響受信

2. 送・受信の内容
(1) 和文

和文のモールス符号を使用し、電文は一般の文章(普通文)とする。
(2) 欧文普通語
欧文のモールス符号を使用し、電文は一般の文章(普通文)とする。
(3) 欧文暗語
欧文のモールス符号を使用し、電文はアルファベット5連文字、5連数字または文字・数字・記号の混合とする。


< 認定試験の免除 >

認定試験が免除される種別(段級位) 免除を受けられるアマ資格等
モールス電信総合 3段以下 第1級総合無線通信士
(昭和58年3月31日までに受験し取得)
2段以下 第1級総合無線通信士
(昭和58年4月1日以降に受験し取得)
第2・3級総合無線通信士
1級以下 第1級アマチュア無線技士
(平成8年3月31日までに受験し取得)
モールス電信欧文 1級以下 第1級アマチュア無線技士
(平成8年4月1日から平成17年9月30日までに受験し取得)
2級以下 第2級アマチュア無線技士
(平成17年9月30日までに受験し取得)
3級

第1級アマチュア無線技士
(平成17年10月1日から平成23年9月30日までに受験し取得)

第2級アマチュア無線技士
(平成17年10月1日から平成23年9月30日までに受験し取得)

第3級アマチュア無線技士
(平成17年9月30日までに受験し取得)

< 認定試験の科目免除 >

科目免除がされる種別(段級位) 科目免除を受けられるアマ資格等
モールス電信総合 2段以下の和文 国内電信級陸上特殊無線技士
1級以下の欧文 第1級アマチュア無線技士
(平成8年4月1日から平成17年9月30日までに受験し取得)
2級以下の欧文 第2級アマチュア無線技士
(平成17年9月30日までに受験し取得)
3級以下の欧文

第1級アマチュア無線技士
(平成17年10月1日から平成23年9月30日までに受験し取得)

第2級アマチュア無線技士
(平成17年10月1日から平成23年9月30日までに受験し取得)

3級の欧文

第3級アマチュア無線技士
(平成17年9月30日までに受験し取得)

(注記) 試験の免除または科目免除を受けたいときは、免除を受けられる従事者資格の免許証のコピーが必要です。なお、国家試験を受験し、「電気通信術」の「科目合格」の日付が前表に定める区別の無線従事者資格を取得した日の前の場合は、試験の全部または一部が免除になります。


しろまる 費用等
1. 認定申請手数料
JARLが直接開催する認定、ボランティア試験員による認定ともに共通で、次表のとおりです。 なお、22歳未満の方は、申請時に無線従事者免許証のコピーなど生年月日を証明する書類を添付してください。

段級位

会員

非会員
名人位 3,000円(22歳未満は、1,500円) 6,000円(22歳未満は、3,000円)
初段以上 2,000円(22歳未満は、1,000円) 4,000円(22歳未満は、2,000円)
1級以下 1,000円(22歳未満は、500円) 2,000円(22歳未満は、1,000円)

2. 納入方法
認定申請書に添えて同封してください。

3. 書類等の提出先
〒170-8073 東京都豊島区南大塚3-43-1 大塚HTビル6階
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟 会員部会員課 モールス電信技能認定係


しろまる 認定の実施

  1. JARLが直接開催する認定の実施については、JARL NEWSダイジェストのページやJARL NEWSなどでお知らせします。
  2. ボランティア試験員による1級〜3級の認定を受けるには、お近くのボランティア試験員の方について事務局に照会のうえ直接連絡を取って、都合のよい日時などをお聞きしたうえで、「モールス電信技能認定申込書」の必要事項を記入し、手数料を添えて提出したうえで受験してください。
  3. 無線従事者の免許を所持され試験の免除により認定を受けたい方は、認定試験の実施時期に関係なくいつでも認定を受けられますので、認定申込書に従事者免許の写しと認定申請料を添えて申込先にお送りください。

しろまる 免状の交付

  1. 各種別の段級位を認定されたJARL会員には、合格の日から6箇月以内に希望により免状を交付いたします(非会員の方で免状を希望される場合はJARLに入会していただきます)。
  2. 試験の免除により認定を受けようという方で同時に免状を取得したい方は、認定申し込みと合わせて免状の申請をおこなうことができますので、免状の申請書と免状申請手数料を添えてお送りください。
    免状の交付には、約1ヶ月のお時間をいただきます。
  3. 免状交付申請手数料は、次のとおりです。
    なお、22歳未満の方は、申請時に無線従事者免許証のコピーなど生年月日を証明する書類を添付してください。
    名人位 5,000円(22歳未満は、2,500円)
    初段以上 4,000円(22歳未満は、2,000円)
    1級以下 2,000円(22歳未満は、1,000円)
    納入方法は、免状交付申請書に添えて同封してください。

しろまる 申請書類

1. モールス電信技能認定申込書 2. モールス電信技能認定免状交付申請書

3. ボランティア試験員申請書

しかく ボランティア試験員の要件と登録方法など しかく

(1) 試験員の要件は、次のとおりです。
?@ モールス電信総合1級以上の資格を有し、かつ免状の交付を受けていること。
?A 本連盟の正員であること。
?B 満25歳以上であること。
(2) (1)の条件にあって、登録を希望する方は、「ボランティア試験員申請書」に必要事項を記入、写真(1枚:縦30ミリメートル、横24ミリメートル)を添えて申請してください。
(注記) なお、ボランティア試験員の「登録」に係る「登録申請手数料」は、無料です。
(3) 試験員は、コールサイン・氏名・住所などをJARL NEWS、JARL Webに掲載します。



HOME Page Top
Copyright © 1997-2018 by
The Japan Amateur Radio League, Inc.



AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /