●くろまる 市職員に流されているデマ/新しい市長は、市職員の敵?
今日は本当にショッキングなデマを聴かされました。
かれこれ35年間このまちに暮らしているフジノですから
市役所に勤めている市職員の方々(正規・非正規・臨時を問わず)には
『直接』の友達・先輩・後輩・知りあいなどが
たくさんいます。
あるいは友達の親御さんや親戚などなどの
『間接』的な知りあいもたくさんいます。
横須賀は、小さなまちですからね。
そんな訳で、市職員をしている方々から
お話をうかがうことは日常的にあります。
これから書くことは、市職員の家族を持つ友達が
ふと話してくれたことです...。
「フジノさん。
家族が話していたことなんですけれど
今の市長ならば、何をやっても放っておいてくれるそうです。
前の沢田市長は厳しかったけど引退してから、
今の市長になってから
市民への督促状の誤送付とか
やたら増えていますよね。
それが決して減らない理由は、
人減らしで1人あたりの仕事が増えすぎて職員は苦しい一方だから
市長は職員のミスが多発しても厳しく注意しないそうです。
けれども、新しい市長に交代してしまったら
今以上にめちゃくちゃ働かせられることになる、って
けっこう言いふらしてる上司がいるそうです。
集中改革プランのせいで人が減らされて
みんな自分の仕事量の多さでまいってるから
私の家族もその話を真に受けて、
『今の市長のままの方が忙しくなくて助かる』と思いこんでいます。
そういう職員はかなりたくさんいるそうです」
えー!
そんなデマを言いふらしている職員がいるなんて、
さらにはそれを信じてしまっている職員がいるなんて...。
でも確かに幹部職員の中には
政権交代を恐れてデマを流している人もいるかもしれませんね。
36年間いつも市長は
副市長(助役=自治省からの天下り)だった人が選ばれて
たとえ市長の名前は変わっても
同じ自治省の文化・風土を持ったコピーロボットみたいなものですから
今までと同じ仕事をしていれば良かったような
それがまるで『古きよき時代』のような『錯覚』をしている職員さんが
幹部の職員のごく一部にはいるかもしれませんね。
でも、それは市民のみなさまへの
行政サービスという観点からは100%まちがっています。
僕が知っている市職員さんたちは
そんなデマにだまされるような人々では無いことも知っています。
新しい市長のもとで、今よりも風通しの良い職場になることを
市職員の多くのみなさんは感じているはず。
●くろまる フジノが知っている雄人の素顔は全く違います
雄人(吉田雄人議員)は
『自らが先頭になって汗をかくタイプ』でこそあれど
市の職員さんたちをアゴでつかって
不幸にするようなことは絶対に無いと断言します。
例えば、過去6年間の彼との日々をふりかえると
いくつもの会話が思い出されます。
これはこのHPでは初めて書くことで
メディアでも全く報道されていないお話なのですが
でも、市の職員であれば
みんな知っている事実です。
本当に残念なことですが、これまで
何名かの市職員の方が自殺へと追い込まれています。
そうした事実を知るたびに雄人は
フジノに電話をかけてきてひどく悔しそうな声で
「何故、亡くなった職員さんは
フジノさんや私に相談してくれなかったんでしょうか。
ご家族もいらしたでしょうに、本当に残念です」
と語ったのでした。
「いや、おれこそ責任を感じてるよ。
こんなにおれは自殺対策を訴えているのに
自分のまちの職員さんの過労やメンタルヘルス面で力になれないのは
おれのやるべき仕事なのに届いていないなんて、本当に悔しいよ」
と、お互いに真剣に話し合ったものでした。
また、3月にフジノが
この活動日記でとりあげた
『市職員の方々のメンタルヘルスがぼろぼろだという問題』
についても
「やはり集中改革プランのデメリットが
データでもハッキリと出ましたね。
いのちを守る対策は、全市民向けにもまず必要ですが
ケアをしてくれている職員の方々のケアも重要課題ですね」
と雄人は話していました。
さらに、横須賀市が『人事制度改革』を始める前後にも
お互いに民間企業出身である雄人とフジノはかなり議論を重ねました。
・集中改革プランであまりにも市職員を減らしすぎているのは
『公(行政)の責任』の放棄にもつながるので問題だ
・民間企業でも行き過ぎた人員削減で
残った社員に業務が集中して過労死がかなり起きているが
市役所で過労死を起こしては絶対にいけない
・市職員の方々がどうすれば最も能力を発揮できるか
・本人の『やりたい仕事』の希望を最大限に活かしながらも
本人の気づいていない『才能』を活かす為の
適材適所を実現していくには人事政策はどうあるべきか
・非正規職員や臨時職員をとても増やしてしまったが
本来は同一価値労働は同一賃金が在るべき姿なのにもかかわらず
官製ワーキングプアを生むような状況は絶対に改善すべき
などなど、たくさん話し合いました。
市職員のみなさまは共に働いていく仲間ですし、
『いのちを守る政治』を行なう為に今回の決意をした雄人が
市職員のみなさまに対して激しすぎる酷使をするなんて、
フジノには考えられません。
ですから、今、市職員さんの間に流されている話はデマです。
むしろ、市役所の環境をより働きやすく
いかに風通しの良い職場へと変えていくかこそ、
彼の6年間の市議会での議事録の
発言を読むと伝わってきます。
彼は、市の職員さんがもともと持っている
高い能力が活かされる職場づくりをしたいのだと思います。
それが、僕の知っている『彼』の素顔です。
●くろまる 『若い市長』と『ベテラン幹部』は全国でうまくいっています
フジノは全国の地方議員で構成されている
『ローカルマニフェスト推進地方議員連盟』のメンバーなのですが
他のメンバーの方ともお話しする中で出てくる
全国的に職員さんたちが持っている誤解として
幹部職員の方々はマニフェスト選挙の結果として
『新しい市長』が生まれることを恐れる傾向があります。
例えば、部局長もいったん辞表を提出して
市長のマニフェストに納得できなければ辞めてもらう、だとか
部局長マニフェストを絶対に作成しなければならない、とか
前任の市長が行なった人事を全て刷新してしまう、とか。
でも、そうしたほとんどが誤解です。
新しい市長が生まれた多くの市町村の様子をうかがうと
スピード感あふれる若い市長を
経験豊富なベテラン職員さんが積極的にバックアップするという
『理想的な体制』が生まれているところがほとんどです。
そんな1つの例として、フジノは
33才で市長になった倉田哲郎さん(現在34才)の働く
大阪府箕面市を挙げてみたいです。
定額給付金に対して、いちはやく寄附プログラムを作るなど
スピード感あふれる取り組みをすすめている倉田市長ですが
こうした施策が実現できるのは
やはりベテラン職員さんの知恵と経験があるからこそ。
さらに4月からは、市長をサポートする幹部職員さんたちが
『部長ブログ@箕面市役所』をスタートしました。
これ、読み物としてもとてもおもしろいだけでなく
市民のみなさまに市役所の各部署の仕事内容が伝わってくる
とてもかわいらしいブログです。
こうした動きこそ、新しい横須賀の姿の1つではないでしょうか。
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何よりも、市職員のみなさまも
『一市民』であることに変わりはありません。
デマやウワサにふりまわされてドキドキするくらいなら
直接に彼と会って話してみてください。
そうしたウワサから作られたイメージと
実物の彼は、全く違うはずですから。
高校時代から彼をずっと知っているフジノが言うのですから
間違いありません。