居酒屋兆治
1983年
わけあって造船会社を辞めた兆治こと英治は、女房の茂子と函館のはずれで「兆治」というささやかな居酒屋を始めた。英治にはかつて、さよという恋人がいて、今は牧場主のもとに嫁ぎ幸福に暮らしているはずだった。ところが、さよはある日突然、開店前の「兆治」にやってくる。さよは今でも英治を思いつづけていた。英治とかつての恋人、さよとの想いの流れを追いながら、茂子との日常や、「兆治」に集う客たちのそれぞれの人生を情感を込めて描く。
監督
主演
主な出演者
降旗康男
高倉健、加藤登紀子
大原麗子、田中邦衛、伊丹十三、他
「居酒屋兆治」 DVD発売中 4,725円(税込)
発売・販売元:東宝
ロケ地巡り散策ルート
函館市斎場
車で約10分
臨海研究所
車で約5分
チャチャ登り
車で約5分
金森赤レンガ倉庫
車で約1分
七財橋
車で約5分
函館朝市
函館市斎場への道
臨海研究所
亡くなったさよの棺を青年団が担いで運んだ場所。英治たちもこの斎場へ続く坂道を歩いて上っていった。
警察署となっていた建物。久太郎がさよの捜索願いを出したり、川原を殴った英治が連行・拘置された場所。
チャチャ登り
金森赤レンガ倉庫
英治が肩を壊した桐山少年を追い掛けるシーン。街を見下ろせるこの坂で自分も肩を壊し野球を諦めた話をした。
英治の店である「居酒屋兆治」がある。雨の中家出をしたさよが訪ねて来たり、英治が川原を殴った場所。
七財橋
函館朝市
雨の中英治が店から姿を消してしまったさよを探すシーンで、さよが泣きながら隠れていたのはこの橋の袂。
英治と妻の茂子が店の買い出しに訪れた市場。さよが英治を見かけるも声を掛けることができなかった場所。