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建物について写真付きの説明をまとめました。

1階

入ってすぐに見える中庭にある石灯篭は、明治天皇から頂いたものだと伝えられており、愛知県岡崎市の重さ3トンの花崗岩を使用しています

瓜型の左半分は桐の花、右半分は菊の紋章が彫られています

[画像:大玄関]

大玄関

玄関の間

平素はあるじ不在のため、書生が管理を行っており、この畳部屋で寝て、押入れに布団置いていたといわれています [画像:玄関の間]

[画像:書院の間]

書院の間

武家屋敷のつくりになっており、頭上に見える欄間は「月崩れの欄間」で、漢字の月を崩した欄間です

透かし彫りと障子の杉平板の中板目(なかいため)です

伊藤家の家紋である藤の花で、中板目はごくわずかしか取れない高級材と言われています [画像:藤の花の欄間]

藤の花の
欄間

鏡天井

こちらの鏡天井は、奈良県 吉野杉の一枚板の天井です

なんと樹齢約1000年と言われています

[画像:鏡天井]

2階

[画像:富士の間]

富士の間

この間にある格子窓(こうしまど)ごしに富士山が見えたといいます

今は、萩のシンボルである指月山(しずきやま)が見えるような角度に設置されています

天井はまさめのひのきを使用しています

まさめとは、木材を、その中心に向かう方向(半径方向)で縦断したときの面のことです

[画像:節天井]

節天井

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