[画像:映画『アンダンテ 〜稲の旋律〜』の公式ホームページ。デラックス版DVD(本編107分+特典映像約60分)絶賛発売中。]
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●くろまる人間恐怖とひきこもりの生活から、必死に立ち直り、新たな自立の道を懸命に模索する映画の主人公千華。厳しい農業経営の傍ら、食と農業問題に独自の哲学を持ち、土と共に生きる晋平。ピアノの旋律が水田を奏で、稲の成長を育むような、千華と晋平の交流。困窮な貧農体験を内包し、報われなかった自分の夢を、知らず知らずの間に娘の千華に押し付けていた母親の悲しみなど、それぞれの生き方の中で、転機に立つ現代人の葛藤と再生を描く、最大の話題作が今、始動する!
●くろまる本映画の原作者である旭爪あかねは、自らの対人恐怖の苦しみや、ひきこもり生活の体験を、主人公千華に反映させている。日本の多くの若者に顕著に現れている現象、何ゆえ現代社会は苦しむ人々を生み出すのか、を本作品の大きな主題として、主人公の心の映像化を可能な限り試みたい。また、食と農業の問題も同じである。日本の食料自給率は39%程度である。安全性に疑問がある安い食品が海外から多く輸入されて、健康な体づくりの面で大いに問題である。食物アレルギーに苦しむ子供たちがいかに多いことか。映画を通じて食と農業の問題を掘り下げたい。そして、社会や自分の為に働く労働とは何か、労働の価値を見つめてみたいと思う。
●くろまる美しい田園風景を背景に、登場人物一人一人の悲しみや希望を真摯に見つめ、現代における本当の幸せとは何かを追求し、娯楽映画としても充分に楽しめる、ハイレベルな作品を完成させたい。完成後は、全国での自主上映を積極的に進めます。又、中・高校・大学等での映画芸術鑑賞の普及上映を行い、上映を通じて本作の感動を全国に広げたいと考えています。皆様のあたたかい御支援と御賛同を心よりお願い申しあげる次第です。
映画の主人公「藪崎千華」は、母親の強い希望で幼い頃から音楽の道を歩むが、音楽社会の競争は厳しく次第に自信を失くしてゆく。やがて自分自身をも見失い登校拒否となり、大学中退を余儀なくされる。大学中退後、アルバイト生活に入るが、職場での人間関係がうまく作れず、仕事を転々とする生活を繰り返し続ける。そしてとうとう、一日中家に閉じこもるようになり、日毎の両親とのいざこざも絶えなくなってしまう。そんな自分を思いつめた千華は、千葉県の水田へ、「誰か私を助けてください。」と書いた紙切れをペットボトルに詰め、「心のSOS」として置いてくる。暫くして、この水田の持ち主でありペットボトルを拾った広瀬晋平から手紙が届く。その手紙の内容は真剣に千華のSOSに応えようとしていた。千華は、自分はどのような人間か、どうして他人と会うのが怖いのか、長い長い手紙を晋平に送った。こうして始まった千華と晋平の交流は、千華のひきこもり生活を徐々に変化させていくのだが・・・!