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報道犬フータ、熊野を行く

報道犬フータ、熊野を行く

新聞記者と犬の視線を通して熊野を取材し、見えた事とは...。歴史や風俗から社会問題まで、硬軟織り込んだ豊富な話題で熊野がわかる。

著者 吉岡 逸夫
ジャンル 小説・エッセイ
出版年月日 2012年04月08日
ISBN 9784877985165
判型・ページ数 菊判・168ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり

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地方転勤を機に、犬連れの取材を試みた新聞記者。人と犬の視線を通して熊野を取材し、見えた事とは...。歴史や風俗から社会問題まで、硬軟織り込んだ豊富な話題で熊野がわかる。註釈を併読すれば日本を再発見する手がかりにも。
はじめに

第1章 信仰
日本の宗教の始まり
世界遺産になった理由
ブランドになった宗教

第2章 風俗
餅のない正月
七草がゆ
花火
今も残る餅投げ
本州最南端の日本酒
絵馬の原型

第3章 祭り
お燈祭り
那智の火祭り
二河の火祭り
御船祭り
ねんねこ祭り
太地町の祭り
熊野本宮大社の例大祭、湯登神事と渡御祭

第4章 生活
みかん専門店
C級グルメ たこ焼き「むらたこ」
C級グルメ たこ焼き「ちこちゃん」
C級グルメ かき氷とイカ焼き「仲氷店」
C級グルメ お好み焼き「きみちゃん」
C級グルメ ぽんぽん菓子
C級グルメ 駄菓子屋「ひみつきち」

第5章 自然
一枚岩の伝説
橋杭岩
熊野の石
川と海
台風
自然の研究
腹ビレイルカの「はるか」

第6章 観光と温泉
熊野三山
川湯温泉の仙人風呂
日本で唯一の飛び地、北山村
熊野古道
あげいん熊野詣
虎図

第7章 日本の秘境と黒潮文化
日本の秘境
黒潮文化圏の普天間と熊野
若衆宿

第8章 イルカとクジラ

第9章 熊野の国際化
移民
トルコの話
ペリーより前に来ていたアメリカ船
合気道のふるさと

第10章 人権問題と文学
大逆事件
中上健二

COLMN
フータのこと
フータと熊野
みかん
散髪屋にもフータ

温泉
島流し
イルカ漁
サイパン芋
熊野の心

《あとがき》
熊野に魅せられて(フータ)
報道犬を連れて(逸夫)

《別稿》
熊野にみる日本の心

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