生命とは何ぞや
生と死の総合科学的解明
広大深遠な生命の世界への誘い
第一部 総説
第一章 生命活動は自己超出である--物質は自己超出において選択される未来の可能性である
第二章 生命活動=自己超出の窮極の主体は地球生態系である--本能知と知
第三章 超宇宙叡智を参照して行う物質宇宙および地球生態系の創造・進化が、全存在の自己超出=宇宙超出を構成する
第四章 全存在はなぜ多種多数の生物に岐れて自己超出しなければならないのか--各生物個体・各個人は全存在の一ペルソナである
第五章 生命活動=自己超出には、全存在自身の超宇宙叡智に直接基づく本能知的生命活動と、全存在が各生物個体の自由意思に委ねた理知的生命活動とが在る--理知の仕組み
第六章 本能知と理知との関係から生じる、各個人の孤独感・無常感・無力感・優越欲・支配欲および自己中心的利己的欲望・責任感の欠如--理知的自己超出=真・善・美
第二部 各説
各説その一 全存在の生命活動はどのような手法で物質宇宙を創造し進化させるのか--現代物理学の諸理論と宇宙超出学との論理的関係について
第一章 相対性理論および量子力学の基礎的物質観
第二章 特殊相対性理論および量子力学と宇宙超出学との論理的関係について
第三章 一般相対性理論と宇宙超出学との論理的関係について
第四章 現代物理学の宇宙論と宇宙超出学との論理的関係について--全存在はどのような手法で時空を創造し進化させるのか
各説その二 全存在の生命活動はどのような手法で生態系を創造し進化させるのか--宇宙超出学と最新生物学
第一章 生態系の創造・進化はどのように行われるのか--生物進化論の再検討と地球生態系の将来
第二章 地球外生物存在否定の論理
各説その三 死生一体論--各生物個体の理知的生命活動は、死後も、生きている生物個体の理知的生命活動に一体化し、全存在の一ペルソナとして永遠に自己超出し続ける
序 章 問題の提起
第一章 死生一体論
第二章 死生一体論の疑問に答えることを通して、宇宙超出の原理を再確認し、死生一体の理を闡明する
補 遺
宇宙超出学の道案内--主要著書の解説 体系構築四十三年の足跡 【一九六一年〜二〇〇四年】
著者業績目録
あとがき──「宇宙超出学会」の紹介を兼ねて