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市民が広げる議会公開

傍聴を閉ざす議会とメディアの欺瞞

市民が広げる議会公開

大阪市会における、記者クラブ加盟記者以外の市民の委員会傍聴拒否に対する訴訟

著者 田島 泰彦 編著
北村 肇 編著
今井 一 編著
ジャンル 社会問題
出版年月日 2008年06月20日
ISBN 9784877983796
判型・ページ数 A5・176ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり

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市民は、実質的な審議をしている地方議会委員会で、議員の政策や見識を知ることができる。しかし、大阪市議会は、記者クラブ加盟の記者以外の市民の委員会傍聴を拒否。この傍聴拒否に対する訴訟、全国傍聴の実情、記者クラブの実態などを紹介し、委員会傍聴の意義を明らかにする。
プロローグ
傍聴拒否裁判 なぜ裁判を起こしたのか.........今井 一(ジャーナリスト)
第1部 市民自治(国民主権)と会議公開
第1章 住民の委員会傍聴は、自由かつ率直な審議を阻害するのか.........山下 真(奈良県生駒市長)
第2章 議会傍聴なんてしたくない.........松浦米子(市民グループ「見張り番」代表世話人)
第3章 議会公開の徹底--委員会の公開に向けて.........田島泰彦(上智大学教授)
第4章 各自治体の委員会傍聴の実態.........今井 一
第5章 議会は誰のもの.........上原公子(元国立市長)

第2部 会議公開と記者クラブ
第6章 委員会傍聴に関する公開質問状とその回答.........今井 一
1 報道各社あて公開質問状1
2 報道各社あて公開質問状2
3 大阪市長あての公開質問状
第7章 企業ジャーナリストの堕落.........北村 肇(『週刊金曜日』編集長)
第8章 「記者クラブ的なるもの」の害毒
--日本では「ジャーナリスト」という職業がなぜ根付かないか.........林 香里(東京大学准教授)
第9章 記者クラブはテレビ局の生命線である.........浮田 哲(テレビディレクター)

第3部 大阪市会の委員会傍聴拒否を糾す裁判
第10章 委員会傍聴拒否裁判の争点と意義.........折田泰宏(弁護士)
第11章 委員会傍聴拒否裁判の経過.........角谷洋一郎(弁護士)

資料 大阪地方裁判所平成19年2月16日判決要旨
大阪市政記者クラブ規約
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