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日本生態系協会は、持続可能な社会へ向けて
生物多様性を軸に地域の仕組みづくりをする、環境保護団体です。
Biological Diversity
地球の歴史上、いま、かつてない速さで生物多様性が失われています。
自然環境の開発、乱獲、暮らしの変化、外来種問題や気候変動など、
理由はさまざまですが、生物多様性に大きな影響が出ています。
これは、自然の中だけでの出来事ではなく、社会や経済を支える基盤は自然環境であると
SDGsの概念を構造化したもので示されています。
生物多様性を守ることが、持続可能な社会や経済の基盤を守ることになります。
Ecological Network
豊かな自然環境には、たくさんの生きものがくらす環境どうしをつなぐ
「エコロジカルネットワーク」が欠かせません。
まとまった広さのある生きものの生息環境が、移動可能な範囲内に多く存在することで
生態系の回復、生物多様性の保全、地球温暖化の緩和、防災、地域経済の循環
人と自然とのふれあいの場としても、さまざまな側面で重要な役割を担っています。
持続可能な開発目標として、SDGsは国連で2015年に採択されました。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための、17のゴールで構成された国際目標です。その概念となる構造を、ストックホルム・レジリエンス・センター所長のヨハン・ロックストローム氏は、3つの分類に分けウェディングケーキモデルとして示しました。それは経済や社会の基盤は、地球環境を土台としてできているというものです。しかし日本でのSDGsへの取り組みは、社会や経済に比べ、環境についてはまだあまり進められていません。
日本生態系協会はゴール達成のためには欠かせない、土台となる自然生態系の保全・再生の重要性について30年以上取り組んでいます。
出典:Azote Images for Stockholm Resilience Centre, Stockholmr University 2016
https://www.stockholmresilience.org/research/research-news/2016-06-14-how-food-connects-all-the-sdgs.html
原図考案:Johan Rockström and Pavan Sukhdev