沖縄総合事務局 開発建設部 -おきなわ水ニュース-

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  • だいやまーく「水辺での子どもたちの安全を守るシンポジウム」が開催されました!!
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  • しろまる平成23年2月17日(木)に、うるま市民芸術劇場にて、うるま市水と緑を考える会(代
  • 表主催)・イチグシチャーまちづくり市民の会・沖縄玉水ネットワークの主催で『水辺での
  • 子どもたちの安全を守るシンポジウム』が開催されました。
  • しろまるはじめに、「知っておこう!水辺の危険」と題して、琉球大学(防災工学)仲座教授によ
  • る基調講演が行なわれ、全国の鉄砲水の事例や沖縄県内で発生したガーブ川の水難
  • 事故の発生状況が詳しく紹介されました。また、神戸市都賀川での鉄砲水による水難
  • 事故の教訓を伝える子ども向けの映像も紹介され、これまでの災害を繰り返し教え伝え
  • ることが重要であると述べられました。
  • しろまるパネラーの高平氏からは、県内で過去10年間に8件の水難死亡事故が発生し13人
  • が犠牲になっており、そのうちの9人が子供、また8件の内、大人も同伴しているケース
  • は4件あり、子供だけでなく大人も含めた危険予知の教育が必要であると紹介されまし
  • た。
  • しろまるその他、地域の活動として、天願川での危険箇所調査や安全対策の実施状況の紹
  • 介、子供会での危険予知トレーニングに関する活動状況の報告がありました。
  • しろまる会場からも、水辺での安全を考える上で、「どのような場所が危険なのか等の情報提
  • 供が欲しい」「川の危険を分かりやすい映像資料にして各学校に配布して欲しい」「川で
  • の危険を実体験できる施設があったらいい」といった、地域の方々からの様々な意見
  • や、今後、各機関で取り組むべき課題等が出され、非常に有意義なシンポジウムとなり
  • ました。
  • しろまるシンポジウム全体としては、危険だから川には近づかないようにさせるのではなく、川
  • での実体験を重ねていくことで、親も子供も自分自身で危険を判断できるような学習環
  • 境作りをしていく必要性があるとの認識となりました。
  • しろまる現在、沖縄玉水ネットワークにおいて、川で遊ぶ楽しさや、危険を分かりやすく子供
  • に教えるDVDを作成中であることも紹介されました。

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