表彰
資源循環技術・システム表彰
目的
本表彰は、資源・エネルギー使用の削減、廃棄物の発生・排出の抑制(リデュース)、使用済み物品の再使用(リユース)、再生資源の有効利用(リサイクル)等、資源循環の更なる普及、又は循環経済への移行に寄与する、先進的で高度な技術・製品開発、並びに社会システム・ビジネスモデルの構築等の事業や取組を公募・表彰し、その奨励・普及を図ることで資源有効利用を推進し、環境負荷の削減や循環ビジネスの振興をもって持続可能な循環型社会の形成に貢献することを目的としています。
これまで、埋立削減のためのリサイクル推進や3R政策に則った技術・製品・社会システムを顕彰し、主に3R技術を普及促進してまいりましたが、最近では、生物多様性の保全、気候変動問題への対応、そして循環経済への転換が急務であり、資源効率性の向上だけでなく、カーボンニュートラルの実現や循環経済への移行も視野に入れた高度な技術・新製品の開発、あるいは産官学の異業種間連携等による先進的な社会システムやビジネスモデルの構築が注目されています。
表彰対象
事業者、事業団体、NPO等
対象となる技術・取組
本表彰では、資源効率性の向上を含め、カーボンニュートラルの実現や循環型経済への移行も視野に入れた高度な技術・新製品の開発、あるいは産官学の異業種間連携等による先進的な社会システムやビジネスモデルも対象としています。
【例】
- 資源循環・循環型経済に資する先進的で高度な技術・製品の開発あるいは、社会システム・ビジネスモデルの構築等
- 製品設計の改良やビジネスモデルによる省エネ、省資源・廃棄物の削減、長寿命化等
- 産学官、複数企業、地域間、異業種・役割の連携による資源循環事業の高度化・効率化等
- 循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行、カーボンニュートラル、持続可能な社会実現に寄与する技術・取組
- 資源循環による地方創生・地域の活性化、環境負荷削減に貢献する技術・取組
- レアメタル・重要鉱物の回収、精錬、代替技術等の開発、資源循環に係る取組(実証段階でも可)
賞の種類
- 経済産業大臣賞
- 経済産業省脱炭素成長型経済構造移行推進審議官賞(審議官賞)
- 産業環境管理協会会長賞
- 奨励賞
- コラボレーション賞※(注記)1
- レアメタルリサイクル賞※(注記)2
※(注記)1 コラボレーション賞は、関係者の連携による使用済み物品や有用物の効率的な回収・再生、部品・原材料への利用拡大等が対象となります。本賞は、資源循環技術・システム表彰(レアメタルリサイクル賞以外)の応募者の中から審査委員会で受賞者が選定されます(本賞を対象とした固有の申請書はありません)。
※(注記)2 レアメタルリサイクル賞は、他の賞と異なり、要素技術開発、パイロット試験、実証実験段階の取組も対象となります。
受賞ロゴマーク
受賞者は受賞ロゴマークを使用できます。詳しくは受賞ロゴマークの説明ページをご覧ください。
令和7年度スケジュール
今年度の募集は終了いたしました。
募集期間 | 2025年1月29日(水)〜2025年4月30日(水)(応相談) |
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表彰式 | 2025年10月 東京 予定 (リサイクル技術開発本多賞と同日開催) |
過去の受賞者一覧表(昭和50年度(第1回)〜令和6年度(第50回)) ダウンロード(PDF: 424KB) ダウンロード(424KB)
令和6年度受賞者・業績
令和6年度 資源循環技術・システム表彰
ダウンロード(PDF: 4.82MB) 一括ダウンロード(4.82MB)
- 発表日 令和6年10月16日
- 発行元 一般社団法人 産業環境管理協会
- 後援 経済産業省
目次 ※(注記)各受賞者の3R先進事例発表会での講演内容は受賞件名をクリックするとご覧いただけます。 | ||
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審査総評 | ||
経済産業大臣賞(2件2社) | ||
1 | 難処理PET廃材の有効利用 〜高耐久化アスファルト舗装による循環経済の実現〜 |
花王株式会社 |
2 | LONGLIFEを実現する住宅事業 | 旭化成ホームズ株式会社 |
経済産業省脱炭素成長型経済構造移行推進審議官賞(旧 産業技術環境局長賞)(3件4社) | ||
3 | 食品リサイクルによるサーキュラーエコノミーの実現 〜電気と肥料のダブルリサイクルループ〜 |
株式会社Jバイオフードリサイクル |
4 | カーボンニュートラルの実現に資する自動車リユース部品で サーキュラーエコノミーへの移行を加速 |
NGP日本自動車リサイクル事業協同組合 |
5 | 自動車リユース・リビルト部品普及に向けた包括的ビジネスモデルの構築 〜リユース・リビルト部品の普及拡大に向けたシステム開発からヒトの教育・ユーザーへの啓蒙活動を通じた量と質の確保に至る包括的なビジネスモデル〜 |
株式会社JARA 一般社団法人 JARAグループ |
一般社団法人産業環境管理協会会長賞(2件2社) |
6 | 穀物由来アミノ酸残さの発生量及び排出量の低減 | 播州調味料株式会社 |
7 | 排出される切屑の量や大きさに応じてカスタマイズできる独自の高精度脱油システム | 株式会社そうぎょう |
奨励賞(2件2社) | ||
8 | スポーツチーム循環型広告 | 株式会社パレンテ |
9 | 生産工程で発生する廃プラスチックの削減と再利用の取り組み | グンゼ株式会社プラスチックカンパニー |
令和6年度「資源循環技術・システム表彰」審査委員名簿 |
令和5年度以前の3R先進事例発表会の講演資料(冊子)は、旧CJC報告書閲覧システムからご覧(ダウンロード)頂けます。
旧CJC報告書閲覧システム
(報告書名に「予稿集」または「論文集」と入力し検索いただくと講演資料(冊子)のPDFデータがご覧いただけます。)
資源循環技術・システム表彰 受賞者・業績一覧(バックナンバー)
※(注記)平成25年度より、3R先進事例発表会での受賞者の講演内容が受賞一覧からご覧になれます。
令和5年度受賞業績
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令和4年度受賞業績
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令和3年度受賞業績
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令和2年度受賞業績
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令和元年度受賞業績
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平成30年度受賞業績
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平成29年度受賞業績
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平成28年度受賞業績
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平成27年度受賞業績
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平成26年度受賞内容
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平成25年度受賞内容
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平成24年度受賞内容
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平成23年度受賞内容
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平成22年度受賞内容
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平成21年度受賞内容
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平成20年度受賞内容
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平成19年度受賞内容
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平成18年度受賞内容
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平成17年度受賞内容
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平成16年度受賞内容
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平成15年度受賞内容
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平成14年度受賞内容
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平成13年度受賞内容
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平成12年度受賞内容
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令和5年度以前の3R先進事例発表会の講演資料(冊子)は、旧CJC報告書閲覧システムからご覧(ダウンロード)いただけます。 旧CJC報告書閲覧システム |
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