インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症です。
「一般のかぜ症候群」とは分けて考えるべき「重くなりやすい疾患」です。特に子どもや高齢者、免疫力が低下している方は注意が必要です。
症状としては、1〜7日間(多くは3〜4日)ほどの潜伏期間を経たのち、38°C以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が突然現れます。併せて一般的な風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、子どもではまれに急性脳症を、高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴うなど重症化することがあります。
感染経路は、感染者の咳やくしゃみ、会話の際の飛沫を吸い込むことによる「飛沫感染」や、ウイルスがついた手で目や鼻、口を触ることによる「接触感染」が主です。
インフルエンザ感染対策チラシ
pdfインフルエンザ感染対策チラシ(栃木県感染症対策課)(pdf 1.83 MB)
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感染症対策(厚生労働省パンフレット)
栃木県内におけるマイコプラズマ肺炎の報告数が過去5年間の同時期と比較してかなり多い状況で推移しています。年齢階級別では、14歳以下が多い状況です。今後も増加が懸念されますので、引き続き発生動向に注意するとともに、手洗い、咳エチケット等の感染対策を心がけましょう。
肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)を原因とする呼吸器感染症です。小児や若い人の肺炎の原因として、比較的多いものの一つです。1年を通じてみられ、秋冬に増加する傾向があります。
感染してから発症するまでの潜伏期間は長く、2〜3週間程度です。発熱、全身倦怠感、頭痛、咳などの症状がみられます。咳は少し遅れて始まることが多く、熱が下がった後も長期にわたって続きます(3〜4週間)。肺炎の場合でも比較的症状は軽く、肺炎に至らない気管支炎症例も多いですが、重症化して入院治療が必要な症例もあります。また、5〜10%未満の方で、中耳炎、胸膜炎、心筋炎、髄膜炎などの合併症を発症することも報告されています。主な感染経路は、感染者の咳やくしゃみ、会話の際の飛沫を吸い込むことによる「飛沫感染」や、感染者と接触したりすることによる「接触感染」です。保育施設、幼稚園、学校などの閉鎖施設内や家庭などでの感染伝播はみられるものの、短時間の曝露による感染拡大の可能性はそれほど高くなく、濃厚接触により感染することが多いと考えられています。
ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに咬まれることによって起こる感染症(重症熱性血小板減少症候群:SFTSなど)のことです。
人が野外作業や農作業、レジャー等で、これらのダニの生息場所に立ち入ると、ダニに咬まれることがあり、ダニがウイルスや細菌などを保有している場合、咬まれた人が病気を発症することがあります。
詳細については、ダニ媒介感染症に注意しましょうのページをご確認ください。
海外には日本で発生していない感染症がたくさんあります。
海外で注意するべき感染症や発生情報は、各検疫所や外務省のホームページで確認いただけます。
海外に渡航される方は、渡航先の状況や滞在中の計画に応じた適切な感染予防を心がけてください。
海外の感染症情報や予防方法は下記リンクをご覧ください。
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