無くそう!介護現場のカスタマーハラスメント

更新日:2024年01月11日

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〜 みんなが安心して介護サービスを受けられるために 〜

今、介護の現場が悩んでいます

毎日、いろんな場所で、いろんな形で、多くの方が、介護サービスの提供を受けています。

そんな介護の最前線で日々奮闘する介護従事者が、今、悩みを抱えているのを、みなさんはご存じでしょうか?

介護従事者は、介護を受ける方、そのご家族の方、様々な人と関わり合う中で、心無い言葉を投げつけられたり、大きな声で怒鳴られたり、時には暴力を振るわれることもあります。

このような「カスタマーハラスメント」が介護従事者を苦しめているのです。

カスタマーハラスメントとは

介護従事者を苦しめている利用者・家族等からのハラスメントとは、具体的には次のようなことです。

身体的暴力

だいやまーく身体的な力を使って危害を及ぼす行為だいやまーく

【例】

コップを投げつける

蹴る

唾を吐く

精神的暴力

だいやまーく個人の尊厳や人格を言葉や態度によって傷つけたり、おとしめたりする行為だいやまーく

【例】

大声を発する

怒鳴る

特定の職員にいやがらせをする

「この程度できて当然」と理不尽なサービスを要求する

セクシャルハラスメント

だいやまーく意にそわない性的誘いかけ、好意的態度の要求等、性的ないやがらせ行為だいやまーく

【例】

必要もなく手や腕を触る

抱きしめる

入浴介助中あからさまに性的な話をする

その他

だいやまーく悪質クレームやストーカー行為などだいやまーく

【例】

特定の職員につきまとう

長時間の電話・居座り

利用者や家族が事業所に対して理不尽な苦情を申し立てる

誰しもが安心して介護を受けられる、安心して介護を提供できる環境を目指して

利用者の方やご家族の方などによる、介護従事者へのハラスメントによって、介護の仕事を辞めざるを得ない事態が起こっています。

このままだと、人材の枯渇により必要な介護が受けられない可能性が出てきてしまいます。

介護を受ける側も提供する側も、温かい気持ちでお互いを認め合える、そんな介護の現場を目指しませんか?

(注記)当記事は、厚生労働省ホームページ「介護現場におけるハラスメント対策」に掲載されている内容・資料及び小牧市内の介護現場からの声を参考に作成しました。

この内容の啓発紙は、下記からダウンロードできます。

また、厚生労働省の当該ページは下記リンクからご覧になれます。

介護従事者へのカスタマーハラスメント防止 啓発紙 (PDFファイル: 3.6MB)

厚生労働省ホームページ「介護現場におけるハラスメント対策」

この記事に関するお問い合わせ先

福祉部 介護保険課 給付指導係
小牧市役所 本庁舎1階
電話番号:0568-76-1153 ファクス番号:0568-76-4595

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