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更新日:2012年7月26日

東日本大震災復興支援 〜福岡市の取り組み〜

福岡市は、地震発生直後から、さまざまな復興支援を行ってきました。現在も職員を被災地へ派遣し、復興のため継続的な支援を続けています。

今回は、宮城県岩沼市からの報告です。

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第4回 被災地からの報告(宮城県岩沼市)

被災者の生活再建に向けて全力を尽くしたい

宮城県岩沼市建設部都市計画課派遣・竹下和宏

岩沼市は津波により沿岸部の集落に大きな被害が出ましたが、被災地の中では比較的早く、住宅の復興事業が進んでいます。被災者の集団移転先は決定し、今は、用地買収と個別の移転希望を調査している段階です。

海岸部では、小高い丘を何重にも築くことで津波除けを兼ねたメモリアルパーク「千年の丘」が整備中です。5月には植樹祭が行われ、全国から集まった人と一緒に植樹を行いました。

仕事の一つ一つが、復興や街づくりにつながる実感があります。少しでも早く復興が進むためにどうすべきか考えながら取り組んでいます。

土木課派遣・牟田口光男

道路の復興事業として、沿岸部から避難する車両や、歩行者が安全に避難できる避難経路、盛り土による防潮機能を有する道路の整備を担当しています。沿岸部ではがれき処理が続いており、復旧・復興はこれからです。

最近は、生鮮食品の種類も豊富になってきたように感じます。

被災者の一日でも早い生活再建に向けて取り組んでいます。

復興整備課派遣・福田信幸

被災者を津波被害のない場所へ移転する「防災移転促進事業」に従事しています。被災6地区がまとまって集団移転することになるため、それぞれの地区のコミュニティーを大切にしながら、一つの「まち」を作っていく話し合いを行っています。

岩沼市は、早いスピードで復興事業が進んでいますが、被災者の生活再建には、スピード感だけでなく、被災者と共に進んでいくことも大切だと感じています。

一人でも多くの被災者の力になれるよう、全力を尽くしたいと思います。

宮城県岩沼市建設部都市計画課派遣・竹下和宏(写真中央)、土木課派遣・牟田口光男(写真右)、復興整備課派遣・福田信幸(写真左)

岩沼市を津波から守る「千年の丘」植樹祭の様子

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岩沼市を津波から守る「千年の丘」植樹祭

【問い合わせ先】

▽派遣に関すること=人事課
電話:092-711-4187
FAX:092-733-5559
▽市内避難者の支援に関すること=市民局総務課
電話:092-711-4064
FAX:092-733-5595

(ふくおか市政だより2012年8月1日号より)

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