建築から見た温暖化対策シンポジウム開催のお知らせ
温暖化対策において、民生部門、特に建築部門の役割が大きいものがある。本シンポジウムでは、地球温暖化対策推進大綱関係者、建築部門の温暖化対策の研究者・技術者からの科学的見地に基づいた温暖化対策シナリオ実施のための指針作りやその運用面での具体的な検討について報告を受け、建築分野から見た今後の温暖化対策シナリオについて情報交換を行う。
名称
国内シンポジウム「建築から見た今後の温暖化対策シナリオとは?」
日時
2007年3月3日(土)10:00〜17:30
場所
建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)
定員
250名
主催
国立環境研究所
共催
日本建築学会
後援
環境省、全国地球温暖化防止活動推進センター
企画運営
国立環境研究所地球環境研究センター
お問い合わせ先
国内シンポジウム「建築から見た今後の温暖化対策シナリオとは?」事務局
〒164-0003 東京都中野区東中野4丁目27-37 株式会社アドスリー内
TEL:03-5925-2840、FAX:03-5925-2913
プログラム
(総合司会 国立環境研究所 藤沼 康実)
開会あいさつ
日本建築学会地球環境委員会幹事 佐土原 聡
第1部 建築から見た温暖化対策
1
生活・住宅対策
(座長) 大阪大学 下田 吉之
統計データからみた生活・住宅対策について
日本エネルギー経済研究所 田中 昭雄
住宅のエネルギー消費実態と削減方策について
東京理科大学 井上 隆
住宅用エネルギー消費情報提供システムによる省エネ効果
電力中央研究所 上野 剛
2
業務対策
(座長) 横浜国立大学 佐土原 聡
熱負荷シミュレーションからみた業務対策について
宮城工業高専 内海 康雄
BEMS(ビルエネルギーマネージメントシステム)導入による省エネの可能性
(株)山武 神村 一幸
BEMSを用いた業務対策の実態と総合評価手法について
国立環境研究所 吉田 友紀子
3
地域・都市対策
(座長) 埼玉大学 外岡 豊
エネルギーの面的利用
横浜国立大学 佐土原 聡
大都市のエネルギーシステム変革シナリオ(大阪市を例に)
大阪大学 下田 吉之
建物個別対策から都市の面的対策までの統一的評価について(宇都宮市を事例として)
日本工業大学 石田 武志
★ポスター発表 : 関連分野からの研究概要を紹介
第2部 建築から見た今後の温暖化対策シナリオとは?
(座長) 国立環境研究所 相沢 智之
低炭素社会構築に向けて建築システムに求めたいこと
−脱温暖化2050研究プロジェクト研究結果から−
国立環境研究所 藤野 純一
2050年温暖化対策シナリオの実施可能性
慶應義塾大学 伊香賀 俊治
民生部門将来排出削減シナリオの比較
埼玉大学 外岡 豊
閉会あいさつ
国立環境研究所地球環境研究センターセンター長 笹野 泰弘