チュウBメルマガ Vol.32
〜 ともだち活動 〜
◎にじゅうまる中国地方のBBS会員のみなさんへ
あなたのできる範囲でいいので、転送してくださいね(*^_^* )
また、あなたが参加した活動の感想を聴きたいです! 待っています。
◎にじゅうまる中国地方以外のBBS会員のみなさん, BBSを卒業したみなさん
更生保護関係の皆様
感想などあれば報告者に届けますので、 ご連絡頂けたらうれしいです。
広島県 東広島地区BBS会 砂川えりさん(広島大学4年)から、ともだち活動の報告です。
(報告内容について、 少年担当の保護観察官から許可をいただいています。)
昨年11月から9月まで、初めてのともだち活動を行いました。 月に1〜2回ほど会いました。
対象少年は、現在中学3年の女の子で、 当初は学習支援が目的でしたが、なかなか動機付けをうまくすることができない上、 本人も進学を希望しておらず、断念。
それからは、おしゃべりをしたり、何か作ったり、 出掛けたりと色々と楽しいことをするのが活動の中心となりました。
初めて保護観察所で会ったときは、外見の派手さに驚き、 正直ちょっと怖かったです。
でも、その後すぐにメールをすると、 かわいらしい返事が返ってきて、ほっとしたと同時にとても嬉しかったです。以降、メールが返ってきて、 何かしらの反応があるだけで、恋をしてるみたいに一喜一憂してました(笑)
話す内容や、やること、 自分の生き方とはまるで正反対なので価値観が合わず、私と居てもうっとうしく、 退屈なだけなのではないかと自信を無くしたことも多々ありました。
ともだちだったらこんな時どうするんだろう? と考えながら関わっていました。
しばらくそんな状態が続き、 自分もしんどくなってある日メールで、正直な気持ちを伝えました。
そこから関係作りがググッと楽になり、 素の自分をこちらからさらけ出すほうが、楽にお互い楽しく関われました。
保護司さんともこまめに連絡をとり一緒に悩んだり、 少年の様子をシェアしたりしながら進めていきました。
私が関わったことだけが影響した訳ではありませんが、 周囲のともだち、大人など色々なものが彼女に作用して、少しずつ生活も落ち着き、 これまでの自分について客観的に話し、今後の展望を抱くようになってきました。
年下だけど、本当に普通のともだちみたいに色々な話をしました。 花見やカフェにもいきました!
先月、保護観察が解除になり、ともだち活動が終了しました。 最後はお祝い会をして、花束をプレゼントしました。予想以上に喜んでくれて、 嬉しかったです。
正直寂しいのは私の方で、このまま関係が切れるのか不安でした。 でも彼女から、今後も時々会いたい と言ってくれて、人と関わっていることってやっぱり幸せだなと感じました。
初めはわかりあえなくて当然で、それでもやめずに、焦らず、 心に余裕(楽しむ心)を持って「つながり」続けることが大切なんかな と思いました。
話し出すと、本当にたくさんの思い出があって、きりがないです。 この出会いを大切にして、これからも少年たちと関わっていきたいです。
砂川さん、報告ありがとう。
とっても心に残る経験をしたんじゃね!!
ぜひ周りの会員などに、その体験を話してほしいです!
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