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チュウBメルマガVOL.235・第57回BBS会員中央研修会

投稿日 : 2016年10月16日 最終更新日時 : 2016年10月16日 投稿者 : 山口県BBS連盟事務局長 カテゴリー :

チュウBメルマガ VOL.235

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だいやまーくだいやまーく第57回BBS会員中央研修会だいやまーくだいやまーく

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第57回BBS会員中央研修会(主催:法務省保護局,特定非営利活動法人日本BBS連盟)が、9月24(土)〜25日(日)に東京都渋谷区で行われ、全国都道府県から原則各1名、地区BBS会会長またはそれに準ずる会員50名と、法務省職員,日本BBS連盟役員約20名が集まり、行われました。

研修会を見学したこやまん(中国地方BBS連盟事務局長)がレポートします。

冒頭、法務省保護局長 畝本直美さんから、新しいこと(活動等)を「戦略的」に行動して欲しい。そして情報の発信について、インターネットにより様々な手段が増えている。どうすれば受け手側が情報を見てくれるか考えて頂きたい。とごあいさつ。

「活動後、またその影響を考えて活動する」そして「読んでもらえる情報を出す」それに関わるこやまんとしては、もっと深く考えたいし、やりたい事が増えました!

研修1「講義 ボランティア組織のマネジメントについて」

講師:認定特定非営利活動法人日本ボランティアコーディネーター協会副代表理事 小原宗一さん

くろまるボランティアは様々あり、人それぞれ「ボランティア観」がある。

それにより考え方にズレが生じ、場合によっては衝突してしまう。逆を言えば、考え方の違いを知っておけば衝突を回避できる。

くろまるボランティア活動の3つのキー概念

1.自主性,主体性:これを発揮できる組織にすれば、人が集まってくる

2.無償性,無給性;交通費,弁当等の実費が支給される場合や、謝礼(有償ボランティア)がある活動もある

3.社会性,公益性

→3つのバランスが重要

【問題点】

1.メンバーが増えれば、問題も増える

・温度差や思いの共有の難しさ等を知っておく。またそれへの対応も事前に考える。

2.組織が大きくなれば問題も増える

・決まり事が増え、自由な雰囲気が減る。

3.ボランティア活動以外に時間を割かれるようになる

・会議出席,関係団体への協力,事務作業増加

4.熱心な人ほど疲れる

5.必ずしも合理的なやり方が良いとは限らない

・ボランティアだからこそ、大切にしている事はほとんど合理的でない

・非合理的な事に対して理解できないメンバーも

6.有力なリーダーの影響力

・リーダーが交代しない(できない)

・マンネリ化

・リーダーの寿命が組織の寿命?

研修2「グループ協議(BBS会の運営について)」

7〜8名で1グループとなり、あらかじめ決められた課題について話し合いました。

課題1:組織の活性化について

課題2:広報の在り方について

課題3:非行少年の立ち直りについて

研修の大半がこの協議でした。初対面のメンバーで話し合いをすることは簡単じゃないけど、各グループ模索しながら進めておられ、時間が経つにつれ、いい空気になっていったように感じました。

一部の発表について書きます。

【課題1「組織の活性化について」】

くろまる地区BBS会の核となる定期的かつ誰もが参加しやすい活動を作る

なぜ?

→何をやっている組織かが明確になる

→わかることにより、会員が参加しやすい

くろまる「おかえり!BBSのUターン・Iターン」

大学卒業と同時にほとんどの会員がやめてしまうBBS。

→日本BBS連盟ホームページにて会員のマッチングを。それにより会員増加。

⇒日本BBS連盟 畔上信康常務理事が早速このページを作成。

http://bbs-japan.org/bbs_u_and_i

くろまる日本BBS連盟ホームページに、子どもについての悩みを持っている保護者向けの相談ページを作ってほしい。

【課題2「広報の在り方について」】

課題:関係者以外への広報が十分でないため、BBS活動が展開しにくい。

解決策:多方面に広がるイベントを実施

→他団体と合同で、はり絵や点描画などを制作

→お祭り(音楽,ダンス等)を実施

⇒それらをTwitter, FacebookなどのSNS(Social Networking Service)で発信

【課題3「非行少年の立ち直りについて」】

しろまる組織内

・BBS観の共有、統一

・会員間のコミュニケーション

・相談,意見を言いやすい環境づくり

しろまる組織外(ネットワークづくり)

・更生保護3団体(BBS会,保護司会,更生保護女性会)の連携

・関係機関(保護観察所を中心に、教育委員会,児童養護施設,地域など)

くろまる組織内外とも仲良くする!!

しろまる地区BBS会会長のミッション:会員の要望に応える

▼総合的に、非行少年の立ち直りに向けて行動を!

★感想★

岡山県・美作大学BBS会 楠山桃子さん(大学2年)

中央研修会に初めて参加しました。講義は「ボランティア組織のマネジメントについて」という内容だったので、地区会副会長を務めている私にとって、これからの活動に生かせるものがありました。私たちの地区会活動はまだ少ないけれど、ボランティア活動3つのキー概念を大切にし、ボランティアなどの活動を増やしていきたいと思いました。

グループ協議で私たちの班は、「組織の活性化」について話し合いました。私の班は、長年活動している人や、地区会長さん、学生で活動している人など、いろんな立場からの意見を聞くことができました。自分より知識や経験のある人たちの中で、自分の考えを発言することができたので、いい経験となりました。

意見交換会でも、他県の人と話しができ、つながりが増えてとてもうれしかったです。

研修終了後には、研修で知り合った学生の仲間と、東京スカイツリーやご飯を食べに行ったりしました。研修を通してたくさんの出会いがあり、いい思い出ができました。また大きな研修に参加したいです。

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--------【配信日:2016年10月15日】

にじゅうまるBBS会員、その他関係者のみなさんへ

チュウBメルマガは、中国地方のBBS活動を中心に、BBSなどについての情報をみなさんにお伝えするツールです。

お時間のある時に、ご覧いただければ幸いです。

BBS運動(Big Brothers and Sisters movement)とは、非行少年やいろんな悩みを抱えている子どもたちなどと、兄や姉のように、一緒に学んだり、楽しんだり、少年たちの話しを聴いたりする中で、少年たちの成長をサポート・応援し、さらに非行や犯罪を未然に防ぎ、そして再非行・再犯が起こらない地域社会を目指す『更生保護』に協力している、青年ボランティア運動です。

BBSについては、特定非営利活動法人日本BBS連盟ホームページを

http://bbs-japan.org/

Facebookはこちら

http://www.facebook.com/bbs.japan1947

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(事務局:法務省中国地方更生保護委員会内)

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