山口県BBS連盟の公式ホームページです。BBS運動(Big Brothers and Sisters Movement)をする山口県の青年が主体で活動している更生保護関連ボランティア団体です。
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チュウBメルマガ VOL.119-3(​NPO-MF)

投稿日 : 2012年2月25日 最終更新日時 : 2014年8月17日 投稿者 : 山口県BBS連盟事務局長 カテゴリー :

だいやまーくだいやまーく平成23年度青年社会活動コアリーダー育成プログラム
NPOマネージメントフォーラム2012(その3)だいやまーくだいやまーく
------------------------【配信日:2 012.02.25】
にじゅうまる中国地方のBBS会員のみなさんへ
あなたが参加した活動の感想を聴きたいです!知りたいです(^^ )
にじゅうまる中国地方以外のBBS会員のみなさん、みなさんのところの活動 、
いろいろあるんでしょうね(^^)これからも、あなたのできるこ と、
一歩踏み出してみませんか?
BBSを卒業したみなさん、引き続き「更生保護」に関心を持って
ほしいです。いろいろ条件がそろえば、復帰してみませんか?
更生保護関係の皆様、これからも私たちを温かく見守ってください 。

にじゅうまる内閣府等関係者のみなさまへ
BBS会員向けが中心となっているので、わからないことがあった ら
ごめんなさい。
BBSについては、日本BBS連盟ホームページ
http://www2.ocn.ne.jp/~bbsjapa n/katsudo/katsudo.html
関心がある方、ご覧ください。
BBBS (Big Brothers Big Sisters) About, BBBS International Homepage.
http://www.bbbsi.org/
Only the Japan I’m sorry.
Translation can be converted were trying to hope, glad!
------------------------------ -----
トピック1に参加した、広島県BBS連盟副会長で、
NPO法人 青年育成グローバルステーションSeissu!理事長の福田抄湖 さん
(寅子・Shoko)からの報告です。

広島県BBS連盟事務局長のこやまん(タカ)と一緒に参加したN PO
マネージメントフォーラム2012(NPOMF)について報告と 感想を書きます。

私は平成21年度にBBSとして、内閣府青年国際交流事業の青年 社会活動
コアリーダー育成プログラムに派遣青年(ドイツ派遣団・青少年分 野)として
参加しました。

このNPOMFは青年社会活動コアリーダー育成プログラムの招へ い聘プログラム
なので、私は派遣年度から今年度まで毎年参加しており、今回で3 回目の
参加となりました。

毎年、現時点で非営利団体等が抱える課題をテーマにし、ディスカ ッション
をしていますが、今年は一番難しく大きなテーマだったと思います 。

ちなみに過去のテーマには、リーダーの育成のあり方や新規事業の 立ち上げ
や資金調達の方法などがありました。

今回、私が参加したのはトピック1で以下のテーマでした。
1.行政の施策・方針決定過程への非営利団体の参画

ディスカッションはこやまんのトピック3同様に、6〜7人に分か れ行い
ました。
最初のディスカッションでは、グループ内で行政と参画した成功事 例の共有
や、それぞれの国での行政と非営利団体のあり方についてシェアし ました。

デンマーク、ドイツともに行政と非営利団体をつなぐ中間組織が存 在し、
そこを経由して現場の声のヒヤリングや意見交換などを行っている そうです。
またニュージーランドのシステムはドイツを参考に作られたそうで 、とても
似ているとのことでした。

外国ではロビイスト(*1)として活動している人や団体も多く、 国や行政の
施策や方針決定の際に、提言する形がしっかりとありました。
日本ではまだまだロビイスト(*1)自体が定着していませんので 、大きな違い
だと思います。

(*1)ロビイスト:ロビー活動(特定の主張を有する個人または 団体が、政府の
政策に影響を及ぼすことを目的として行う私的な政治活動)を行う 人物。

グループごとにディスカッションの内容を発表し、そのディスカッ ションを
もとに、行政に非営利団体が参画していく際の重要なポイントをま とめて
いき、以下の3つのポイントにしぼられました。

1ネットワーク/人間関係/コミュニケーション
2戦略/実行可能なプラン/モチベーション
3専門知識・専門性/信頼性/リソース

この3つの重要なポイントの中で、自分がディスカッションしたい ものを選び
より落とし込んだディスカッションをすることになり、私は3を選 びました。

3のディスカッションでは、専門知識・専門性/信頼性/リソース には段階的
な構造があり、その各段階に必要なものがあるだろうと話し合いま した。

1段階:自己アドボカシー(自分の提言したい事)/自己政策提言 /当事者の声
必要なもの:エンパワメント(力をつけること,スキルアップ)
/トレーニング/ミーティング(経験の共有)/調査/ニーズの把 握
/伝えたいことを明確にする

2段階:考えをまとめる/働き掛ける団体の把握・関係構築
必要なもの:専門家(元政治家等)/会議/課題の分析/委員会の 設置や討議
/同じ目的の団体との関係構築

3段階:声をあげる/提言を受け付けてもらう
必要なもの:具体的な事例をあげる/チャレンジ/PR/ネットワ ーク
/基盤の構築/提案/ホームページ(相互交流や提言の提示)/広 報

どの段階にも関係性のある必要なもの:資金/助成金/寄付/会費 ・参加費

1〜3のディスカッション内容を発表し全体で共有した後に、最初 の
グループに戻り「国レベルでの提言を行うための実践課程」につい て最後の
ディスカッションをしました。

トピック1では、最初のディスカッションから最後のディスカッシ ョンまで、
どのグループからも同じ重要なポイントがあがっていましたが、そ れらの
関係性や必要性をパワーポイントや文字だけで説明するのは難しい のでは
ということで、「クッキングスタイル」という形で最終日の成果発 表会で
発表することにしました。

政府,NPO,中間組織それぞれをシェフ役
ユーザー=試食者
委員会や協議会=鍋
重要なポイント=食材
施策など=料理(味)

という設定で、政府側からもNPO側からも食材を入れていき、中 間組織の
シェフが調理し、ユーザーに試食をしてもらいながら、料理(味) を整えて
いきました。
このすべての重要なポイントが入ることにより、すべての人々にと って
より良い、持続可能な制度ができあがる。

私は今回NPOのシェフとして発表をしました。
言葉だけではなくこのスタイルを使ったからこそ、難しかったテー マも
わかりやすかったのではないかと思っています。

このフォーラムで自分自身の課題とこれからどのようなアクション プランを
考えれば良いのかが、スッと頭の中に入った気がします。

日本ではまだまだボランティアやNPOが定着していませんが、自 分たちの
社会を少しでも前向きに変えていけるように、私にできることから 始めたいと
思います。

Topic1_cooking

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