特定非営利活動法人
アジア眼科医療協力会
Association for Ophthalmic cooperation in Asia
ボジュプールアイキャンプにて
ゴールアイキャンプにて
ネパール眼科医療強化プロジェクト
アジア眼科医療協力会について
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アジア眼科医療協力会(AOCA)は、ネパールやインドを中心としたアジア諸国において、50年以上にわたり眼科医療支援を行ってきた非営利組織です。これまでのアイキャンプで、延べ11,000人以上に手術治療を提供し、現地や日本での人材教育、眼科病院の運営支援、機器の寄贈など、さまざまな取り組みを続けてきました。現在は、ヒマラヤ山脈の中腹に位置するインド・北西部ダラムサラで、25年以上にわたって続けている白内障手術の無償支援を主な活動としています。
ダラムサラには、チベット難民と貧困層のインド人住民が共に暮らしており、AOCAは2000年から年1回、眼科医療チームを派遣して白内障手術を行うアイキャンプ活動を行っています。
AOCAは医療支援に加えて、インド人社会とチベット難民コミュニティとの民族間における「架け橋」の役割を果たしており、現地からの信頼は一層強化されています。
アイキャンプとは、医療施設が整っていない地域に眼科医療チームを派遣し、白内障手術を中心とした無償の医療支援を行う活動です。学校や集会場を改装して、病院に見立てて診療や手術を施行しましたが、現在は、病院で行うことが多くなっています。
AOCAの活動は、人口1300万人のネパールに眼科医がわずか3名しかいなかった時代に始まりました。1973年から、眼科医療チームによるアイキャンプを中心に活動し、白内障による失明を防ぐ支援を行ってきました。1988年からの「ナラヤニ・アイケア・プロジェクト」では、24時間テレビとの共同事業を行いました。
複数名の日本人医師が滞在し、立ち上げから支援し、技術指導を行いました。 現在は両病院とも現地で自立運営されています。年間、合計約3万件の白内障手術を行う地域の中核医療機関となっています。 また、2007年から3年間、JICAとの連携でネパール全土を対象とした眼科医療システム強化プロジェクトも展開しました。
「目が見えることで、未来が変わる」。
AOCAは、これからも必要とされる場所に、眼科医療を届けることを目標に、活動を続けてまいります。
浅野宏規理事長
アジア眼科医療協力会(AOCA)のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
AOCAは1972年、日本の眼科医・黒住格先生を中心とした有志によって立ち上げられました。アジア各国の失明の現状に心を動かされて活動が始まりました。当時は「ボランティア」という言葉も今ほど一般的ではなく、白内障手術にも眼内レンズが使われていなかった時代でした。「見えることの喜びを、ひとりでも多くの人に届けたい」という思いで仲間が集まり、行動を重ねてきました。
1973年のネパールでの初めてのアイキャンプを皮切りに、医療の届きにくい地域での診療や人材育成、病院の設立・運営支援、医療物品の提供など、私たちはさまざまな形で眼科医療に関わってきました。現在はインド北部・ダラムサラに活動の拠点を移し、チベット難民や地元インド人を対象とした白内障手術と診療を、現地の医療者と力を合わせながら毎年続けています。
近年では、現地の医療レベルも少しずつ向上し、かつてのように重い症状の方は減少傾向にあります。それでもなお、視界が開けたときにこぼれる笑顔や、家族の手を取るしぐさには、言葉にできない力があります。
半世紀以上にわたりAOCAが継続できたのは、諸先輩方の情熱と実行力、そして支えてくださる皆さまの温かいご支援のおかげです。チームAOCAを動かしているのは、「誰かの役に立ちたい」という静かで温かな思いです。皆が少しずつ時間や力を持ち寄り、私たちはこれからも活動を続けていきます。
今後とも、AOCAの活動にあたたかなご理解と応援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
アジア眼科医療協力会理事長 浅野宏規
アジア眼科医療協力会の活動は皆様の善意のご寄付によって賄われております。
ネパールやアジアの貧しい国々では、たった1,000円で一人の失明者を闇から救えるのです。そうして貧困につながる環を断ち切れるのです。 アジア眼科医療協力会の事業に賛同され、継続して援助を賜ります会員を募集しております。会員の方には年一度の事業報告をお送り致します。会費は正会員10,000円、賛助会員は5,000円です。 なお、ご寄付に関しましてはおいくらでも結構です。当会の活動にご協力よろしくお願いいたします。
| 会費 |
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| 送金先 | 銀行振込 三菱UFJ銀行 甲子園支店 普通預金 口座番号:5038863 名義:特定非営利活動法人 アジア眼科医療協力会 理事長 浅野 宏規 (トクテイヒエイリカツドウホウジン アジアガンカイリョウキョウリョクカイ リジチョウ アサノ ヒロキ) |
| 郵便振替 00920-5-318566 アジア眼科医療協力会 |
また、当協会ではネパール・インドの眼科医療設備を充実させ病院の運営を助けるため医療関係機関より医療機器(完動品)や医療材料の寄贈をお願いいたしております。なお、ご寄贈に関しましてのご質問は当協会までご連絡いただきますようお願いいたします。
| ご連絡先 | ご不明な点がありましたら下記までご連絡ください。 アジア眼科医療協力会事務局 TEL: 0798-67-3821 FAX: 0798-67-3823 E-mail: info@aoca.jp 〒663-8104 兵庫県西宮市天道町7-10 ハイム天道105号 |
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アイキャンプとは、数少ない眼科医を有効に活用して、医療施設の無い地方の町や村にもその恩恵を受けてもらうために、ネパールやインドで行われている開眼手術活動のことです。AOCAは、1972年に第1次アイキャンプ隊を派遣してから毎年のようにアイキャンプ隊を派遣し、僻地に居住しているからという理由で、あるいは貧しいがゆえに眼疾患を患いながらも手術を受けることができず不自由な生活をしていた人々に光を取り戻す活動をしてきました。
ナラヤニ・アイ・ケア・プロジェクト(NECP)は、政府機関のネパール福祉協議会(SSNCC、現SWC)との間に交わされた契約に基づくネパール・ナラヤニ県全体の眼科医療の向上と失明防止を期待されたプロジェクトで、1988年から2006年まで24時間テレビチャリティー委員会(24時間テレビ)、ネパール・ネトラ・ジョティ・サンガ(NNJS)との協働で行われました。
2007 年1月から2010 年1月までの3 年間、ネパール全土を対象とし、眼科医療システムを強化して草の根レベルに眼科サービスが行き届くようにして眼病患者や失明者を減少させる目的で、日本国際協力機構(Japan International Cooperation Agency (JICA( ジャイカ)) とアジア眼科医療協力会(AOCA)の連携事業として行なわれました。
医療ワーカー
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最寄駅:JR神戸線「甲子園口」駅
問い合わせ先:〒663-8104 兵庫県西宮市天道町7-10 ハイム天道105号
TEL 0798-67-3821 FAX 0798-67-3823
E-mail info@aoca.jp
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