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貧困の実態とこれからの日本社会
本体1,800円+税
ISBN 9784750334417
判型・ページ数 4-6・228ページ
出版年月日 2011年08月05日

貧困の実態とこれからの日本社会

子ども・女性・犯罪・障害者、そして人権

最大の人権問題といえる貧困問題の解決に向け大阪弁護士会が実施する講座を基にした書籍シリーズ、本巻では子ども・女性・犯罪・障がいといった諸相に表れる貧困問題について第一線の論者が提言し、今後の日本社会のあり方を問いかける。

はじめに

第1章 子どもの貧困(阿部彩)
はじめに
1 子どもの貧困率
2 子どもの貧困の計測
3 子どもの貧困にかかわる政策

第2章 女性と貧困(大沢真理)
1 効率も安定も達成しない金融資本主義
2 生きにくい国ニッポン
3 ジェンダーが問題だ
4 政府は何をしてきたか

第3章 犯罪と貧困――「厳罰化社会」から「相互扶助社会」へ(浜井浩一)
はじめに
1 治安について
2 刑罰と更生について
おわりに

第4章 障害者と貧困――障害者自立支援法の問題点とこれからの展望(尾上浩二)
はじめに
1 障害を持つ子どもとしての体験から
2 障害者自立支援法の問題点
3 障害者自身の運動と障害者権利条約
4 新たな「障害者総合福祉サービス法」に向けて

第5章 求められる新たな「国のかたち」(二宮厚美)
はじめに
1 いまなぜ貧困と人権なのか
2 新自由主義の三つの性格と格差・貧困
3 日本の憲法第9条、第25条のないアメリカでは何が起こっているか
4 「百年に一度」の経済危機のなかの日本
5 新たな「国のかたち」のための指針

あとがき

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