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季節は秋。各地で祭りが盛んになるのと入れ替わるように、2500万人超の総観客数を記録した大阪・関西万博が終了しました。私自身は、184日の期間中3回会場に行ったものの関西パビリオンしか知りませんが、ただ息が詰まるほど多くの人と国際色豊かな雰囲気の中で、「未来社会」について考える貴重な機会を得ることができました。
秋の行楽にあわせ、万博の賑わいを西播磨に繋ぐ「アフター万博」の取組を紹介します。
平成14年度から、新型コロナ禍の3年を除いて毎年度開催し、西播磨地域の恒例行事となっている西播磨フロンティア祭2025。今年度は、10月25日(土曜日)に、播磨科学公園都市芝生広場で、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を踏まえて、「ここから未来 元気・西播磨」を合言葉に開催します。
今回の注目は、万博会場でもPRいただいた西播磨のフィールドパビリオンプレーヤーのうち6団体(赤穂の塩のブレンド体験、皆(かい)田(た)和紙すきなど)による「フィードルパビリオンフェスティバル」と、スケートボートやクライミング、e-スポーツ等の「N・E・Wスポーツ体験」です。
このほか、阪神・淡路大震災から30年の節目にあわせた防災体験や、SPring-8の見学会、地域の情報発信・交流促進など、盛りだくさんの内容となっています。もちろん、ホルモン焼きうどんや、牡蠣クリーミーコロッケなど、西播磨のグルメも集まっています。家族や友人と一緒に、お越しください。
9月から来年の3月までの半年間、兵庫・西播磨の山城を登って攻める「城攻めトレッキングスタンプラリー2025」を実施中です。今回は、西播磨の数ある山城のなかでも代表的な10の山城を巡るスタンプラリーです。例えば、
など、歴史のロマンと魅力がつまった山城ばかり。西播磨に残る山城の統一にチャレンジしてみませんか。
詳しくは、こちらをご覧ください。
兵庫・西播磨の山城 城攻めトレッキングスタンプラリー - YAMASTA(ヤマスタ)(外部サイトへリンク)
感状山上(相生市)
長水城(宍粟市)
白旗城(上郡町)
秋といえば食欲の秋。森と清流、播磨灘など豊かな自然に育まれた「食の宝庫」西播磨の農林水産物を使った、こだわりの「西播磨フードセレクション」で受賞した食品は50品以上。いずれも、素材の美味しさを大切に、食べる人への愛が詰まった食品です。是非、ご賞味下さい。
西播磨フードセレクションの取組紹介:https://foodselection.jp/
受賞作品の紹介(地元情報誌デジタルマガジン「まるはり」):
〇浮田みかん園のみかんドライフルーツ「おひさまのこども」(外部サイトへリンク)
〇食と農を守るかあちゃんずの「ゆずみそ」(外部サイトへリンク)
先日、神社に相撲を奉納する地元の秋祭りの練習に参加しました。この奉納相撲は、地域の若者の減少やコロナ感染予防での2年間休止など、一時厳しい時期もありましたが、近隣地域(遠くは神戸市)からの相撲の参加希望者が、コロナ明けに一気に増え(昨年は、例年30名のところ60名に!)かつてない活気に包まれています。この背景には、地域おこし協力隊の活動や波賀森林鉄道復活の取組など様々な活動が、内と外の人のネットワークを生み、地元との関係性となり、祭り参加に繋がっているようです。
こうした人のネットワークの潤滑油になっているのは、「楽しさ」です。人が主体的に何かに関わろうとする時、動機の原点にあるのは「楽しさ」ではないでしょうか。そういえば、活動の中心にいる人は、何気ないことを楽しさに変えたり、楽しさを演出する達人でもあります。
この秋は、いろんな人と関わりあい、「楽しさ」を満喫して、地域の賑わい元気づくりについて考えてみたいと思います。