小型船舶操縦士1級の取得を目指し、6月から学習を開始し、日本船舶職員養成協会近畿が開催する学科の受講、試験を受験しました。結果、学科試験1級は合格、9月の実技講習・試験に進みます。
養老地区の延縄漁業者2名(うち1名は学舎修了生)にお世話になり、2日間の延縄漁業実習を実施しました。1日目は漁具作成、2日目に漁船に乗船しアマダイ狙いの延縄を教えていただきました。学舎修了生の先輩漁師からマンツーマンで延縄や漁業者になる心構えや苦労話など伺うことができました。
間人地区の底びき船新栄丸にお世話になり、沖合の白バイ貝(エッチュウバイ)を漁獲するバイカゴを体験しました。同地区の底びき船に乗船しての実習は今回で3回目となり、船の揺れや沖合での操業にもずいぶん慣れてきた様子でした。
京都府漁協丹後加工部門で水産加工の実習を行いました。今年の研修生は魚を捌くことが得意で、指導者側が驚くような手さばきを見せてくれました。
浜詰漁業生産組合にお世話になり、定置網漁業実習を行いました。この日は大型のブリがたくさん入網し、今までの実習の中でも最も大漁になりました。また、同組合で10期生1名が2年目研修中で、先輩が頑張っている姿に良い刺激を貰うことができました。
底びき網で2年目研修中の10期生の先輩1名と一緒に海の民学舎運営協議会長(京都府農林水産部長)を訪問し、4月の入舎以降の活動報告等を行いました。日に焼け少したくましくなった様子を見てもらうことができました。
株式会社橋本水産にお世話になり、ブリ類やマダイの魚類養殖や小型定置網漁業などの実習を行いました。こだわりを持って大切に育てられている魚たちを間近で見ることができ、研修生は魚類養殖にも大変興味を持ったようでした。