それぞれの漁業経営体で2年目研修に励んでいる第10期生10名が全員集合し、第1回2年目集合研修が開催されました。講師に京都府漁協舞鶴支所 髙田亮さんを招き、「Iターンから漁業経営確立への取り組み」のタイトルで、本人が25歳の時、舞鶴市にIターン移住、その後、漁業者として歩みだした10数年間の話をしていただきました。ちなみに、髙田さんは令和6年3月にこの内容で第29回全国青年・女性漁業者交流大会で発表し、水産庁長官賞を受賞されています。受講者にとっては、将来に向けて参考になる講演でした。その後、10期生は4月からの研修の振り返りを行いました。
]]>⇒漁師になるための基礎研修を修了し、2年目の現地研修に向けての準備が始まりました。10名の研修生は、2名が舞鶴市の定置網会社に、1名が宮津市の個人漁業に、1名が京丹後市の底びき網会社に、4名が定置網会社に、2名が伊根町の定置網会社にお世話になることとなりました。
学舎生は研修先へのあいさつや引っ越しの準備を行い、春からの新生活に向けて期待で胸を躍らせています。皆一人前の漁師になるべく、これからも研修に励みますので、御指導、御支援のほどよろしくお願いします。
]]>⇒2/6のうちに東京へ移動し、2/7の早朝に豊洲市場を視察しました。市場の見学に加え、仲買業者である築地魚市場株式会社にお世話になり、水産物の流通等についての意見交換を実施しました。豊洲市場の賑わいや規模の大きさに皆驚いていました。
⇒先日官能試験を行った、定置網未利用魚を使用した煮干しについての自主研究の結果報告会を行いました。当日まで練習した発表を多くの方に聞いていただけました。
⇒大阪管区気象台の方にお世話になり、海洋の気象に関する講義を実施しました。漁師になるにあたって毎日関わる内容ということもあり、真剣に聞き入っていました。
⇒宮津地区の漁業者団体、宮津なまこ組合にお世話になり、ナマコ桁曳網漁業の見学を行いました。大きなナマコがたくさん獲られていました。
⇒京都府水視漁業連合会の研修会に参加させていただきました。水視漁業や磯焼けについての講義や意見交換が行われ、皆楽しそうに参加していました。
⇒舞鶴市佐波賀地区の株式会社鶴昇丸にお世話になり、マガキ出荷作業実習を行いました。学舎生も春からイワガキ養殖の実習を行っているため、慣れた手つきで取り組んでいました。
⇒全国合同漁業共済組合京都府事務所、日本漁船保険組合京都府事務所及び全国共済水産業協同組合京都府事務所等にお世話になり、漁業に関する保険融資制度の講義を実施しました。少し難しい内容もありましたが、これからのためにと意欲的に学んでいました。
⇒宮津市江尻地区で水産加工業を営む長十水産にお世話になり、煮干し作りに関しての意見交換を行いました。学舎生が自主研究で作成した煮干しとの、工程や出来栄えの違いに驚いていました。
⇒定置網で獲れた13種類の未利用魚を使用した煮干しから出汁を取り、香りや味を比較する官能試験を行いました。13種類の中には府内の加工業者が試行していないものもあり、自分たちの作品に皆満足していました。この結果は、2月に関係者に向けて発表される予定です。(魚種 上段:ヒメジ、イトヨリダイ、メゴチ、アカヤガラ、ウツボ 中段:オキヒイラギ、ヨコスジフエダイ、フエフキダイ、エソ、マアジ 下段:タチウオ、イサキ(煮干し)、イサキ(焼干し)、サゴシ、ネンブツダイ)
⇒宮津市養老地区の漁業者(2名、うち1名は海の民学舎1期生)を講師とし、講習と実習をお世話になりました。延縄漁具の作成から操業まで体験し延縄漁業の厳しさなどしっかり学ぶことができました。
⇒研究所の方にお世話になり、研究内容の講義に加え、所内見学もさせていただきました。
⇒2班に分かれ(有)新井崎水産と蒲入水産(株)にお世話になり、定置網漁業実習を行いました。通常の操業に加え、袖網の入れ替え作業を見ることができました。
⇒海の学舎運営協議会長(京都府)を訪問し、日頃の活動報告等を行いました。
⇒(株)橋本水産にお世話になり、魚類養殖(ブリ・マダイ)と小型定置網漁業の実習を行いました。
⇒京都府水産事務所にて海の民学舎10期生の入舎式を行いました。京都府知事から祝辞、京都府漁業協同代表理事組合長から激励の言葉をいただき、学舎生11名は決意を新たにしていました。
⇒京都府漁協舞鶴市場を見学しました。出荷された魚やセリの様子を初めて間近で見て、学舎生は興味深く見ていました。見学後は京都府漁協の概要説明を受けました。
⇒水産事務所船舶課職員の指導の下、ロープワーク実習を行いました。学舎生は苦戦しながらも、真剣に取り組んでいました。
⇒養老漁業(株)にお世話になり、大型定置網漁業実習を行いました。
⇒午前にトリガイ養殖に関する講義を受け、午後は水産事務所の海面筏にて京都海洋センター職員の指導の下、トリガイの養殖のコンテナ交換を行いました。
⇒同地区でイワガキ養殖されている漁業者2名(うち1名は海の民学舎修了生)と種付け作業を行いました。