鳥インフルエンザ
鳥インフルエンザとはトリに対して感染性を示すA型インフルエンザウイルスのヒトへの感染症のことです。
人におけるほとんどの感染者は、 感染した家きんやその排泄物、死体、臓器などに濃厚な接触があります。日本では発症した人は確認されていません。
重要なお知らせ
国内の鳥類(野鳥等)で鳥インフルエンザが発生しています。
また、感染した野鳥等を捕食したことが原因と推定される哺乳類(キツネ等)の感染も確認されています。
市民の皆さまへ
衰弱または死亡した野生の鳥獣には不用意に触らないようにしましょう。
また、外出先から帰ったらせっけんで手を洗うなど、日常的な感染症予防を心がけましょう。
鶏肉や鶏卵等を食べることにより、ヒトが鳥インフルエンザに感染する可能性はないと考えられています。
・厚生労働省
・内閣府
高病原性鳥インフルエンザとは
感染した鶏が高率に死亡してしまうような、病原性が高い鳥インフルエンザです。
鳥インフルエンザのなかでも、鶏に感染させた場合に、高率に死亡させてしまうようなものを高病原性鳥インフルエンザといいます。その原因となるウイルスは高病原性鳥インフルエンザウイルスといいます。高病原性鳥インフルエンザウイルスとしては、H5亜型のものとH7亜型のものが知られています。
| 鳥インフルエンザ(H5N1) | 鳥インフルエンザ(H7N9) | |
|---|---|---|
| 病原体 | A型インフルエンザウイルス ( H5N1 亜型) |
A型インフルエンザウイルス ( H7N9 亜型) |
| 感染動物 | 鳥類 (主に水禽類) |
鳥類 (主に水禽類) |
| 感染経路 | ヒトは、 感染した家きんやその排泄物、死体、臓器など に濃厚に接触することによってまれに感染することがあります。日本では発症したヒトは確認されていません。 また、 これまでのところ、ヒトからヒトへの持続的な感染は確認されておりません。 | |
| 潜伏期 | 概ね 2 日から 8 日 | 1日から10日(多くは2日から5日) |
| 世界での発生状況 | 鳥類では東南アジアを中心に、中東・ヨーロッパ・アフリカの一部地域などで感染が確認され、ヒトでの症例はアジア、中東、アフリカを中心に報告されています。 | 鳥類では中国及び香港において感染が確認され、ヒトでの症例は中国において報告されています。 |
・厚生労働省
鳥インフルエンザ(H5N1)について(外部リンク)
鳥インフルエンザ(H7N9)について(外部リンク)
・国立健康危機管理研究機構
鳥インフルエンザ(外部リンク)
鳥インフルエンザ(H7N9)(外部リンク)
予防
生きた鳥が売られている市場や養鶏場にむやみに近寄らないようにしましょう。
弱った鳥や死んだ鳥にさわったり、鳥の糞が舞い上がっている場所で、ホコリを吸い込まないようにしましょう。
外出先から帰ったらせっけんで手を洗うなど、日常的な感染症予防を心がけましょう。(特に発生国では徹底してください)。
医療機関の皆さまへ
38度以上の発熱と急性呼吸器症状を呈し、症状や所見、渡航歴、接触歴等から鳥インフルエンザを疑う患者を診察した場合は、保健所保健予防課への情報提供をお願いします。
| 連絡先 | 電話番号 |
|---|---|
| 北九州市保健所保健予防課 | 093-522-8764 |
感染症法では、H5N1及びH7N9亜型の鳥インフルエンザは 2 類感染症に、それ以外の亜型の鳥インフルエンザは 4 類感染症に位置づけられています。
鳥インフルエンザ(H5N1)届出基準(PDF形式:37KB)
鳥インフルエンザ(H5N1)届出様式(PDF形式:50KB)
鳥インフルエンザ(H7N9)届出基準(PDF形式:38KB)
鳥インフルエンザ(H7N9)届出様式(PDF形式:51KB)
関連リンク
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このページの作成者
保健福祉局保健所保健企画課
〒802-8560 北九州市小倉北区馬借一丁目7番1号
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