海士町では1年間島に滞在して働きながら島の暮らしを体験する

”大人の島留学”という取り組みを行っています。

その大人の島留学の研修を隠岐しぜんむらのネイチャーチームで

させていただくことになりました。

そして、先日5/20に1回目の研修を40人の留学生に行いました。

1回目の研修テーマは・・・

「なぜ地域を知ることが必要なのだろう?」

「隠岐ユネスコ世界ジオパークを学ぶことで

自分と地球・地域のつながりを知る」

午前中はワークショップ、午後はフィールドワークで

島前の大地の成り立ちを紐解きながら

「なぜ海士町で稲作が盛んなのか?」

の謎を解いて歩きました。

昨年から島留学を延長している方は

海士町についてすでに知っていることや

経験してきていることもあり、

島の人の暮らしと自然環境のつながりがみえて

より興味深そうにフィールドワークでの話しを聞いてくれていました。

↓↓以下参加者からの感想を一部抜粋

・なぜ?を繰り返すと、大地の成り立ちから人の生活まで
全てがつながっていて、
なぜ?の部分を考えることが重要なことだと改めて理解した。
そして、まだまだ島前について知らないことばかりで、
もっとなぜ?を繰り返していきたいと思った。
・海士町をジオパーク的視点からみることのおもしろさと、
土台があってこその今の風土なのだなと気づく場面が多くあり、
参加してよかったです。
・仕事でも日々感じていることだが、大地の成り立ちと
私たちの生活・文化とは確かにつながっている。
隠岐というフィールドで働き、暮らす上で
隠岐の成り立ちと自然、人の営みとの繋がりを知ることは
どんなことに取り組むとしても活かされるのではないかと思う。
・実際にフィールドを回り、自分の目や肌で見たり感じたりもしながら、
隠岐について知ることができたのがよかった

これから1年間様々な事業所で仕事をしたり、

島で暮らしていく島留学の方と共に、

隠岐の自然環境のすばらしさや課題、

持続可能な地域づくりについて

考える研修にしていきたいなと思います!

あい

JUGEMテーマ:日記・一般

ここ3〜4年、しぜんむらでは毎年春先のまだ寒い時期に金光寺山の保全活動を行ってきました。主な目的は、金光寺山に生育するオニヒョウタンボクとホタルカズラを守るためで、生育場所の環境を整備しています。

(3月8日の整備作業の様子)

オニヒョウタンボクは、海士では個体数が極めて少なく、ここ金光寺山でしかもう確認できないそうです。

ピンクリボンを付けたり、助成事業等で活動資金を得て手作りプレートや立て札を付けたりして、ここにオニヒョウタンボクがいるよ!と分かるようにしています。

山頂周辺に遊歩道ができた頃はよく整備されていたそうですが、近年はなかなか行き届かず、保全活動を始めたばかりの頃は周りに竹が生い茂り、オニヒョウタンボクはかなり弱っている様子でした。

毎年少しずつ周りの竹を取り除いてやって日当たりが良くなり、段々と元気になってきた印象です。

(4月5日のオニヒョウタンボクの様子)

4月初めに見に行ってみたところ、フレッシュな若葉が生えてきていて、その下にまだ硬そうではあるけれどツボミが可愛らしく付いていました。

毎年保全活動を行う寒々しい2・3月以外、ドタバタしていてオニヒョウタンボクの様子を見に行くことがなかったので、明るい陽射しの下で生長する姿に何やら感慨深い…。

そして4月16日、ようやく花の咲く様子を見ることができました。

もちろん図鑑では見たことはあるのですが、実際に見るのは初めてなので感激!

【オニヒョウタンボク:スイカズラ科 スイカズラ属】

春先の花はあっという間に終わってしまうことも多いので、油断していると見たかった花を見逃してしまいます。この春は、オニヒョウタンボクの花を狙って休憩時間に山頂の方へよく散歩に出掛けたので、ついでに他の花たちにも遭遇し、いつもより金光寺山の春の花を愛でられたのでした。

オニヒョウタンボクやホタルカズラ以外にも、金光寺山には貴重な植物が多くあります。

最近の調査で、これまで気付いていなかった希少な種の生息も確認されました。

そんな金光寺山の環境がこれから先もしっかりと守られるように、しぜんむらでは「自然共生サイト」として金光寺山が認定を受けられるよう準備を進めています。(『島あるきハンドブックIV海士のSDGs編』本文中で、発行される頃には登録されているかも、と書いていますが、さっぱり間に合わず・苦笑)

今後、さらに発展していきそうな金光寺山の保全活動について、多くの島民の方々に知って頂き、応援してもらえると嬉しいなと思います。

(あいこ)

公式HPでもお知らせしましたが、この4年間多くの方々にご協力・ご支援いただき、毎年1冊・合計4冊のハンドブックを発行することができました。

『島あるきハンドブック』と名付けられたこれらの本は、そもそも現在の島の自然の状況に、隠岐しぜんむらが掲げるミッションの達成がなかなか見通せないと強く感じたことが執筆の発端でした。

隠岐しぜんむらでは、ジオパーク推進活動やエコツーリズム活動、森のようちえん「お山の教室」、野生動植物調査など、自然の恵みを受けながら保全にも重点を置いて事業を進めています。長年活動する中で、「豊かな島の自然が未来永劫守り続けられる」ということに対して非常に懸念する材料が増えてきたと思っています。

そんな状況を少しでも打開したい、まずはより多くの人に隠岐の自然の魅力を知って、親しんでもらいたいと制作したのが、隠岐・島前の動植物を紹介した図鑑タイプのハンドブックI〜IIIです。

ハンドブック片手に、気軽に野外へ出て行ってもらえるように、コンパクトなサイズにしています。


そして、この春出来上がったのが『島あるきハンドブックIV海士のSDGs編』。

小さな島が持続可能であり続けるための一助となればとの思いを込めた一冊です。

こちらは読み物メインとなっていて、改めて海士町に焦点を絞り、ローカルSDGsの視点で島の自然環境や産業・人の暮らしについてまとめました。島前高校生が島内をめぐりながら、島の現状や課題を知り学ぶといった章もあり、海士町でSDGsに取り組む上でのヒントになればと思っています。全ページ写真や図表など多く用い、コラムとして事例紹介もするなど、読みやすい内容となるよう工夫しました。

(ハンドブックに登場するキャラクター:そんちょうと高校生3人)

隠岐では地域の図書館や学校等に寄贈しています。ハンドブックIVも順次寄贈する予定ですので、見掛けたらぜひ一度ご覧いただけると幸いです。

また、ハンドブックは4冊とも販売しています(詳細はこちら)。売上げは全額、隠岐・島前の動植物保全活動および子どものための環境教育活動の資金として活用させて頂きますので、手元に置きたいという方はご検討ください。

ハンドブックIVは、海士町民向けに無料配布(20部限定)も予定しています。詳細は、近く発行される広報海士5月号でご確認ください。

冬鳥が越冬するために渡ってくる秋の渡り鳥の調査。

今年はいつもの金光寺山と海士町中里の芦原の2か所で行いました♪

金光寺山では隠岐で繁殖している
メジロ・キビタキ・ウグイス・ヤマガラ・ヒヨドリが多くとれました。

あまり渡りの鳥がかからないなあということで
今年は海士町中里に僅かに残っている
芦原で芦原に集まる鳥の調査も行いました。


ここで調査をするのはしぜんむらとしても初です。

なんと中里の芦原の調査では
隠岐のバンディングでは初の珍鳥が何種類もとれました。

【アカマシコ 図鑑には「ごく少ない旅鳥(主に日本海側の離島、対馬、南西諸島)」
と記載されている。珍鳥中の珍鳥です!】

【コヨシキリ 草原・芦原・湿地に生息。海士町諏訪湾の芦原で巣を発見したり、目視したことは

ありますが、隠岐の調査で獲れたのは初です。】

【ジョウビタキ 芦原では茶色の鳥ばかりが獲れる中、黒と茶色、翼の横側に白い斑点をつけて

なかなか映える。】

長年、隠岐で鳥の調査をしてきたそんちょうも大興奮!

今後その調査結果をしぜんむらと連携している
生物調査機関に論文発表する予定です♪
地道な調査がこうして研究の成果となることは
とても嬉しいです♪

また、海士町で芦原の環境は、
かつてはあった休耕田が今ほとんどないことや、
埋め立て等で僅かしか残っていない現状です。
中里の調査地も18m×20mくらいの僅かな
芦原でした。
1000キロ以上も移動する鳥たちにとって
この芦原は貴重な休憩地となっています。
どうかこの芦原が来年も残っていますように・・・


あいちゃん

今年の夏も、隠岐4島で巡回企画展を開催します!

ちょうど昨日、海士町からスタートしたところ。

今回のテーマは隠岐に住む鳥たち。

ここ数年の調査で明らかになった無人島に生息する希少な鳥たちに迫る

脅威について紹介しています。

この他、身近だけれどよく知らない鳥たちのことについて楽しく学べるよう、

標本やクイズなどもご用意していますので、ぜひお越しください。

しろまる開催スケジュール

海士町 : 8月14日〜8月31日(Entôジオラウンジ)

隠岐の島町: 9月2日〜9月25日(隠岐自然館)

知夫村 : 9月29日〜10月22日(来居港フェリーターミナル2階)

西ノ島町 :10月25日〜11月19日(西ノ島ふるさと館1階)

(注記)期間は変更となる場合があります。

詳しい開催状況は、隠岐ジオパークの公式HPでご確認ください。

6月18日に海士町教育委員会主催のイベント
「ふるさと再発見ツアー」としぜんむらがコラボして
海士町豊田地区に群生している「タケシマシシウド」の保全活動を行いました!
保全活動は2013年に始まり、新型コロナ流行の影響でできない年もありましたが、
今年でちょうど10年になります。
★活動が始まった当時のブログはこちら↓↓↓

ついに動き出したタケシマシシウド保護活動

「ふるさと再発見ツアー」で「タケシマシシウド」を取り上げて、

しぜんむらに声が掛けられるのは久しぶり。

今回、海士町と共に保全活動を企画できたのは

これまでの調査や保全・啓発活動の積み重ねだなと感じ、とても

嬉しく思います。

【ふるさと再発見ツアー:島民と共にふるさと海士町の足元にある

自然・文化的魅力、価値を見つめなおしていくイベント企画】

当日は、大人・子ども合わせて約30名の参加がありました。
参加者と共に植物観察しながら、剪定ばさみで草や木を切り、
タケシマシシウドが絶えないよう、日が当たるように環境整備をしました。
ところで「タケシマシシウド」ってどんな植物でしょう?
【タケシマシシウド:セリ科 セリモドキ属】
このタケシマシシウドはなんと日本では海士町だけでしかみられない
植物なんです。
世界的な分布としては韓国の鬱陵島(うつりょうとう)と海士町の2地域
にしか分布していません。
海士町内にはところどころ生育していますが、
特に豊田地区明屋海岸バス停付近のあたりに大群落がみられます。
タケシマシシウドは、国内に分布しているという
確認情報が学会で未発表のため、
日本の植物図鑑には掲載されていない幻の植物です。
また、かつて隠岐はユーラシア大陸の一部であったことから
大陸性の植物が生き残っており、
その生き残りの一つがこのタケシマシシウドでもあります。
ダイナミックでスケールの大きな地球史をも感じられるのは
大陸性植物の魅力です。
このタケシマシシウド群落の一角にひっそりと、
また別の希少な大陸性植物も生息しています。
それは「マルバウマノスズクサ」です。
【マルバウマノスズクサ ウマノスズクサ科 7〜8月開花】
この植物は、国内で200株程度しか生育していないとされています。
その希少な植物が、海士町内では局所的ではありますが見られます。
植物には一つ一つその環境にしか適応できない条件があり、
同じ場所でもちょっとした日当たり具合や方角などで適応できるか
そうでないかが決まってきてしまいます。
「日の目を浴びない地味なものこそ保全の重要さが隠れている。」
とは、しぜんむら代表の深谷の言葉。
これからも島民と一緒にそんな植物や昆虫を観察し、
共に地球に生きていることを実感しながら
人の活動によって絶えてしまわないように、
保全活動をしていきたいなと思います。
(あい)

島前高校生の環境保全グループBACK TO THE NATURE主催の

春の自然感察会、第一弾のお知らせです。

【金光寺山植物観察&野草食体験】

日時:4月22日(土)10:00〜13:00

(雨天決行/荒天中止)

講師:隠岐しぜんむら 深谷 治

内容:1金光寺山を歩いて春の自然観察をしよう

2野草を採って料理して食べよう

集合場所:金光寺山展望台

(注記)小学2年生以下は保護者同伴でお願いします。

参加費:500円 ((注記)植物観察だけの方は無料です)

お申込みはこちらからお願いします↓

https://forms.gle/yigVtpwLKTo2YrgV7

隠岐ジオパーク海洋ゴミシンポジウム2023

大人のプログラムでは世界のジオパークと会場の隠岐とをZoomで

つなぎシンポジウムを開催しました。

そのシンポジウムで隠岐の取り組みとして

海士中学校1年生が総合学習で行ったアクション、

「海士町の海岸をきれいにしよう!」を発表してくれました。

そもそもシンポジウムを企画する段階で

隠岐で海洋ゴミについて取り組んでいることはないかと探していたところ、

偶然にも海士中学校1年の総合学習の講師として

しぜんむらのスタッフが授業にいくことになりました。

そこで海洋ゴミをテーマに活動しているグループがあると知りました。

【総合学習で海ゴミを調査している様子】

小学6年生の時に海士町子ども議会で提案したことを

中学1年生でアクションとして実際に取り組むという学習でした。

【海ゴミでアート作品やポスターを作成し海士町内の学校に展示するアクション】

【海士小学校で展示した写真】

海士町子ども議会での提案を自分たちがまたアクションとして

取り組むというつながりが素晴らしいと感じた点と、

自分たちでアクションを企画して実行するという

実質的な学びが素晴らしいと感じて

ぜひジオパークの国際シンポジウムでこの取り組みを

発表してもらいたい!と私が声をかけました。

すると中学生・・・

「やりたい!」「やります!」「ねえみんなでやろうよ!」

なんてすばやいポジティブな反応!

すごい!と率直に思いました。

あい:「でも国際シンポジウムは全て英語での発表だけど、大丈夫?」

生徒:「総合の時間に今つくっている発表スライドを

英訳しちゃえばいいよ!」

「英語ならしろまるしろまるくんが得意です!」

「う〜ん、英語はちょっと苦手で大丈夫かな・・・」

現実的に考えて自分たちができるのかどうか

色々な反応が返ってきましたが、

生徒たちは”国際シンポジウムで発表したい!”

と決断しました。

生徒たちはお昼休みや休日の合間を縫って集まり、

しぜんむらスタッフと英語の特訓を重ねました。

部活をしていたり、卒業する3年生を送る会の実行委員をしている

メンバーもいたりして、忙しい時期でしたが

個人練習も頑張ってくれたようで

どんどん上達していきました。

ジオパークの国際シンポジウムは全て英語での発表。

学校の総合学習発表会用につくったスライドや文章を

メンバーと相談しながらシンポジウムの発表用にアレンジし、英訳してと

準備していきました。

発表当日は練習の成果を見事に発揮し、

たくさんの大人、取材陣の中ではっきりとした発音で

堂々と発表することができました!

英語サポートしてくれたジオパークのスタッフ・カトリーナさんや

司会のヤゴダさんも「素晴らしかった!」と褒めて下さり、

中学生も達成感や自信がついた表情をみせてくれました。

学校での学びをこうして地域で多くの人に伝える機会を

これからもつくっていきたいなと感じました♪

中学生これからも応援しているよ♪

あい

3/11〜12の1泊2日で

海ゴミ体験学習を行いました。

隠岐4島の小学5年生〜中学1年生の

15名が参加してくれました。

また、ボランティアスタッフとして

隠岐島前高校1年生3名が加わってくれました。

【オリエンテーションの様子@西郷港】

今回の海ゴミ体験学習は

2021年に採択された国連海洋科学の10年における

JGN(Japan Geopark Network)取組推進宣言

に基づき、日本ジオパークネットワークと隠岐ジオパーク推進機構の

主催で開かれました。

大人プログラムと子どもプログラムのそれぞれ別プログラムで構成され、

しぜんむらは子どもプログラムの企画・運営を担当。

「海洋ゴミ問題ってどんなこと?」

「地球規模の問題って具体的に何が起こっているの?

「隠岐の海ゴミの問題ってなんだろう?」

そんなことを自分が実際にやってみる体験を通して

学習していきました。

しぜんむらとしてこのプログラムに込めた願いは3つあります。

1異年齢・違う学校のメンバーで交流をしてもらいたい

2地球規模の問題を体験して自分事にとらえ、隠岐の海の現状から考えていきたい

3海洋ゴミ問題に対して、子ども自身が次につながる実現可能なアクションを

話し合って計画する力をつけてもらいたい

そのために1泊2日を通して10の体験プログラムを行いました。

そのうちのいくつかを紹介します。

【オリエンテーション】

日本の暮らしは地球2.5個分の資源を使ってる?!

アースオーバーシュートデイから持続可能な社会について考えるSDGsワークショップ

【川の調査】

ゴミはどこからやってくるのか?上流から河口までトレッキングしながら

ゴミ・川の水質や生き物を調査!

【調査で確認した水生昆虫】

【川にポイ捨てされているゴミを発見】

【漂流ゴミ調査】

隠岐水産高校に協力をいただき、船を出していただきました。

また、隠岐臨界実験研究所の小野先生に調査講師として来ていただき

調査を行いました。

海の表面に流れるマイクロプラスチックを専用のネット(プランクトンネット)で採取

船長の素晴らしい技術で、海面の表面ギリギリに

ネットを引き、調査することができました。

微小なマイクロプラスチックやプランクトンが採取できました。

【漂着ゴミ調査】

海士町明屋海岸にて、どんなゴミが多いのか分別をしてゴミの現状を調査。

生活ごみではペットボトルが一番多いことがわかりました。

【カメの災難・ゴミはごちそう】

カメになってみてひっかかった網をとる体験

着色した発泡スチロールとウニせんべいをまぜて本物と見分けるゲーム
海鳥やウミガメなどの生物はゴミとエサの見分けがつかない!
【地球家族ワークショップ】
日本とは全く生活スタイルが異なる国の
家の中のすべての持ち物が映った写真と日本の写真を比較して
それぞれの家族にとって大事だと思うものベスト3を話し合う
様々な体験を通して気づいたことや感じたことを

グループで共有しあいました。

・ゴミはほとんどが川から海に流れることが歩きながら知れた

・川にいる生物の調査が色々生きものがみられて楽しかった。

・カメが誤食したり網にかかってしまってることは知っていたけど

体験してみてより実感がわいた

・日本の家族の持ち物で大事だと思うものがわからなかった。

日本はなくても生きていけるものばかりの中で生活していると

気づいた。

また、最後には各グループで

「学校を変えるアクションプラン」を作成する

ワーク、発表をしていきました。

A班のプラン:写真参照

B班のプラン:中学校・高校の食器を木製やアルミ製のものに変える

C班のプラン:学校の年間行事の活動の中に(海岸清掃活動を)いれる

それぞれの班のプランは

この1泊2日の体験で自分自身が感じ、考えてきて、

”もっと海ゴミの問題をなんとかしたい!”

”みんなにも知ってもらいたい!“

という想いや願いが込められていることが伝わってきて、

とても嬉しく思いました。

学年も所属も全く違う隠岐の子どもたちが集まり、

こうして海ゴミの体験学習を行いながら

交流し、自分たちの地域の問題について考えていく活動は

地域でしかできない学びです。

今回、知識として知っていることであっても、

実際に体験してみることでより自分のこととして

感じて問題を考えいくという学びのプロセスを

得てこられたことが何より嬉しかったです。

今回子どもたちが作成したアクションプランが

今度どんな形で実現していけるか?

ジオパークのネットワークを生かしながら

次のアクションへとつないでいけたらと

願っています!

あい

2月のプレーパークは染め物遊び。

草花の染色液(セイタカアワダチソウ・クサギ)をご用意していますので、好きなモノを染めてみましょう。


染めたい白色の綿の布、エコバッグやTシャツを持ってきてださい。

もちろん、いつものアスレチックはあるのでジップラインや崖のぼりなども楽しめます。

マシュマロやみかんや芋、りんごなど焼きたい人は焼きたいものを持ってきて自分で焼くことも楽しめます。

お湯も沸かせるようにしていますので、温かい飲み物が飲みたい人は、コーヒーや紅茶、スープなどを持参してティータイムなど楽しんでください。


次回は詳細はこちら
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
日時:2月5日(日)10:00〜16:00
(注記)雨天開催 警報がでたら中止。

大雪の場合は会場変更、染め物遊びは中止になります。

変更中止の場合、当日ホームページにて案内いたします。
場所:金光寺山 山頂展望台
対象:0歳〜中学3年生
料金:無料 出入り自由
服装:汚れてもいい服

持ち物:染めたい白色の綿の布

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

プレーパークってなに?と思われた方はこちらをご一読ください。


プレーパーク 2022年度 開催!

前回の1月22日は風がなく意外と暖かく、竹飯盒(たけはんごうづくり)に精を出しました!

まずは、火起こし。マッチではなくファイやスターター(火打石みたいなの)で苦戦。
小さい子ははじめてのマッチ!一発でつけてました。
竹飯盒を作るため竹を蓋のように切って、ごはんを入れて炊きます。
おいしいのかな? ものすごく食が進んでました!
一方で、火を焚くにはマキが必要です。マキ割り機に挑戦する子も。
プレーパークで人気のジップラインとスラックライン、そしてハンモック。

大縄飛びや綱引きがはじまったり…。大人はお芋をやいたり思い思いすごしていました。

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