福島
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涙をこらえながら、広島と長崎での2度の被爆体験を語る福井絹代さん(右)=青森県弘前市で2025年8月31日、足立旬子撮影 昭和100年の伝言
第3部・東北と戦争/10 2度の被爆、秘めた記憶 青森 福井絹代さん(95) /福島
2025年10月21日 05:01 1916文字◇「1人でも伝われば」体験語る 14歳の夏だった。広島で原爆に遭い、2歳下の弟と焼け野原をさまよって何とか親族のいる長崎へ。ところが、その避難先でも被爆し、地獄絵図を見た。 奇跡的に助かり、95歳になる今日まで生きてきた。だが、2度も被爆して周りから好奇の目で見られるのを恐れ、長年口を閉ざした。
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社告
紙面、ウェブ 掲載写真買えます /福島
2025年10月21日 05:01 266文字毎日新聞の紙面やニュースサイトに掲載された写真に、ご本人やご親族、関係者が写っている場合は、末尾の二次元コードから購入することができます。風景写真はどなたでも購入可能ですが、いずれも個人で鑑賞・保存する用途に限ります。毎日新聞社側でプリントし、約2週間〜1カ月でお手元にお届けします。オプションとし
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NOKの社員食堂でおいしそうにカレーを食べる子どもたち=福島市永井川の同社福島事業場で2025年10月20日、錦織祐一撮影 社食を子ども食堂に NOK・福島事業場、県内初 社員がボランティアで運営 /福島
2025年10月21日 05:01 557文字自動車部品メーカー「NOK」(本社・東京都港区)の福島事業場(福島市永井川)は20日、社員食堂を活用した子ども食堂「まんまるひろば」を始めた。企業が社員食堂を使って子ども食堂を運営するのは県内では初といい「地域の子どもから大人までが交流できる場所に」と願う。 NOKは1985年に日本オイルシール工
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ハロウィーンのコスプレをした親子連れが訪れた昨年の「夜の果樹園」=福島市飯坂町のまるせい果樹園で2024年10月27日午後4時55分、錦織祐一撮影 リンゴ畑をライトアップ 「夜の果樹園」でハロウィーン 福島
2025年10月20日 09:15 600文字ハロウィーンに合わせて福島市名産のリンゴの果樹園を夜間にライトアップして楽しむイベント「夜の果樹園」が24〜26日に「まるせい果樹園」(同市飯坂町)で開かれる。 夜間の観光資源を開発しようと市観光コンベンション協会などの実行委員会が2018年に同園の協力で始めた。新型コロナウイルス禍で規模を縮小し
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復活公演で華麗な舞台を披露するフラガールのOGたち=福島県いわき市常磐藤原町のスパリゾートハワイアンズで2025年10月18日午後4時21分、柿沼秀行撮影 震災当時のフラガール、6年ぶり復活公演 観客も涙 「命に感謝」
2025年10月19日 09:45 750文字東日本大震災で被災し休業を余儀なくされた温泉施設「スパリゾートハワイアンズ」(福島県いわき市)に当時所属していた「フラガール」たちが再結集し、18日、この日限りの復活公演をした。震災直後、「全国きずなキャラバン」として各地を巡業したメンバーのうち15人が集まり、魅力的な舞台を披露した。 来年1月の
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取材した関係者の資料や手紙を読み返し、懐かしむ道脇紗知さん=福島県いわき市で2025年7月31日午後4時1分、柿沼秀行撮影 「最後の特攻隊員」の足跡たどり 著書出版した女性の願い
2025年10月19日 07:45 2028文字自宅居間の机の上、両手をいっぱいに広げたほどの範囲にファイルが並ぶ。中身は戦争体験者と交わした手紙やはがきなどの資料だ。 「はがきだけでも100通は超えている。若かったからできたんですね」。約20年前の自分をねぎらうように、福島県いわき市の主婦、道脇紗知さん(46)は目を細めた。 昭和天皇がラジオ
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西田敏行さん追悼式 福島の復興、願い続け 郡山の母校 /福島
2025年10月19日 05:01 332文字郡山市出身で昨年76歳で亡くなった西田敏行さんの命日の17日、母校の同市立小原田中学校で追悼式が開かれた。西田さんの同級生らも駆けつけ「福島の復興のために何ができるか常に考えていた」と、古里を愛し続けた国民的俳優をしのんだ。 式では、西田さんが東日本大震災の起きた2011年に古里を思って発表した楽
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復活公演で華麗な舞台を披露するフラガールのOGたち=福島県いわき市常磐藤原町のスパリゾートハワイアンズで2025年10月18日、柿沼秀行撮影 「きずな」メンバー再結集 震災時のフラガール いわき・ハワイアンズ /福島
2025年10月19日 05:01 772文字東日本大震災で被災し休業を余儀なくされた温泉施設「スパリゾートハワイアンズ」(いわき市)に当時所属していた「フラガール」たちが再結集し、18日、この日限りの復活公演をした。震災直後、「全国きずなキャラバン」として各地を巡業したメンバーのうち15人が集まり、魅力的な舞台を披露した。【柿沼秀行】 ◇新
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若手書家たちが見守る中、席上揮毫を披露する増子哲平さん(右)=山形市の山形美術館で2025年10月18日、長沢英次撮影 毎日書道展東北山形展 巧みな筆の運び披露 会員賞2人 席上揮毫会 /福島
2025年10月19日 05:01 396文字第76回毎日書道展東北山形展(毎日新聞社、毎日書道会主催)の席上揮毫(きごう)会が18日、同展会場の山形美術館(山形市大手町)であった。 今年の会員賞に選ばれた山形県南陽市の沖田篠花さん(71)と郡山市の増子哲平さん(51)は多くの来場者が見つめる中、巧みな筆の運びで作品を書き上げた。沖田さんは「
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渡辺秀男少尉が乗っていたものと同型の九九式双発軽爆撃機 墜落死の特攻隊員、寸前まで望み捨てず操縦か 文献から最期を追った
2025年10月18日 17:00 1870文字太平洋戦争の終戦6日前、岩手県内から出撃し、現在の福島県南相馬市原町区の山中で墜落死した特攻隊員がいた。彼は直前まで、生還しようと懸命に操縦していたのでは――。岩手県・花巻市博物館の布台(ふだい)一郎主任専門員が発表した新見解から、その最期を追う。【田倉直彦】 ◇1945年8月9日、岩手から出撃
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南相馬市博物館に展示されている、墜落した特攻機の破片=福島県南相馬市博物館で、田倉直彦撮影 戦後80年
南相馬で墜落死した特攻隊員 望み捨てず、懸命に操縦か 岩手・花巻市博物館職員 文献から最期追う /福島
2025年10月18日 05:02 1841文字太平洋戦争の終戦6日前、岩手県内から出撃し、現在の南相馬市原町区の山中で墜落死した特攻隊員がいた。彼は直前まで、生還しようと懸命に操縦していたのでは――。岩手県・花巻市博物館の布台(ふだい)一郎主任専門員が発表した新見解から、その最期を追う。【田倉直彦】 この隊員は、静岡県出身の渡辺秀男少尉(当時
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秋季高校野球
秋季東北地区高校野球大会 花巻東が逆転V 明治神宮大会へ /福島
2025年10月18日 05:02 217文字第78回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高校野球連盟主催、毎日新聞盛岡支局など後援)は17日、岩手県花巻市の花巻球場で決勝があり、花巻東(岩手1位)が八戸学院光星(青森同)に3―2で逆転勝ちし、4大会ぶり2回目の優勝を果たした。秋季大会の内容は、来春の第98回選抜高校野球大会の東北地区代表枠3校
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ハロウィーンのコスプレをした親子連れが訪れた昨年の「夜の果樹園」=福島市飯坂町のまるせい果樹園で2024年10月27日、錦織祐一撮影 幻想的な「夜の果樹園」 ハロウィーンイベント コスプレすると入場料半額 福島 /福島
2025年10月18日 05:02 600文字ハロウィーンに合わせて福島市名産のリンゴの果樹園を夜間にライトアップして楽しむイベント「夜の果樹園」が24〜26日に「まるせい果樹園」(同市飯坂町)で開かれる。 夜間の観光資源を開発しようと市観光コンベンション協会などの実行委員会が2018年に同園の協力で始めた。新型コロナウイルス禍で規模を縮小し
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読書感想文コン 特選など決まる 県審査会 /福島
2025年10月18日 05:02 674文字第71回青少年読書感想文全国コンクール(全国学校図書館協議会、毎日新聞社主催)の県審査会が郡山市立西田学園であり、県内各地区の代表作品428点から特選、準特選、入選計200点を選んだ。また特選の中から、中央審査会に送る10点も決めた。今年度の応募総数は4万7447点だった。【西川拓】 特選は次の通
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7月3日に福島市仁井田の荒川で目撃されたツキノワグマ=同市提供 「命守るため10の対策を」 餌凶作でクマ、ナーバスに 福島
2025年10月17日 11:13 882文字相次ぐツキノワグマによる被害を受けて、福島県は16日、県庁で緊急の関係部局長会議を開いた。会合では、溝口俊夫・県野生動物調査専門官(獣医師)が「十数年に一度の異常状態にある」と危機感を訴えた。 溝口氏は、今年度はクマの餌となる栄養豊富なブナ、ミズナラ、コナラが凶作で「(餌を求めて)非常にクマがナー
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7月3日に福島市仁井田の荒川で目撃されたツキノワグマ=同市提供 クマ被害最悪ペース 3市村で負傷者相次ぐ 県「鈴など携帯を」 /福島
2025年10月17日 05:01 1764文字喜多方市や昭和村、会津若松市で16日未明から早朝、歩行者らがクマに襲われる事故が相次ぎ、3人が負傷した。負傷者はいずれも病院で治療を受け、命に別条はないという。県によると、今年4月以降、クマによる負傷事故は13件(負傷者15人)となり、過去最多だった2023年を上回る最悪のペースとなっている。目撃
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第76回毎日書道展東北山形展実行委員長の皆川恭舟さん=山形市大手町の山形美術館で2025年10月14日、長沢英次撮影 毎日書道展東北山形展・19日まで 「作品の熱量感じて」 鑑賞のポイント、実行委員長に聞く /福島
2025年10月17日 05:01 405文字第76回毎日書道展東北山形展(毎日新聞社、毎日書道会主催)が19日まで、山形市大手町の山形美術館で開かれている。皆川恭舟実行委員長(郡山市)に鑑賞のポイントなどを聞いた。 ◇ 毎日書道展は日本最大級の公募書道展です。書道はいわゆる「お習字」から脱皮した芸術で、絵と書の間のような前衛書や全身を
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遺族代表として「追悼のことば」を述べる小湊好広さん(中央)=福島市のパルセいいざかで2025年10月16日、岩間理紀撮影 戦後80年・県戦没者追悼式 真の平和を目指して 福島 /福島
2025年10月17日 05:01 389文字県が主催する戦没者追悼式が16日、福島市飯坂町筑前のパルセいいざかで開かれた。戦後80年の節目を迎えた中、遺族ら約500人が参列して戦没者を悼み、平和への思いを新たにした。 遺族代表で、会津若松市の無職、小湊好広さん(86)が「追悼のことば」を述べた。小湊さんの兄栄一さんは太平洋戦争で旧陸軍に所属
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秋季高校野球
東北大会 岩手・花巻できょう決勝 天候不良で順延 /福島
2025年10月17日 05:01 190文字第78回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高校野球連盟主催、毎日新聞盛岡支局など後援)は16日、盛岡市のきたぎんボールパークで予定した決勝が、天候不良のため中止になった。 決勝は岩手県花巻市の花巻球場に会場を移し、17日午前10時から八戸学院光星(青森1位)と花巻東(岩手同)が対戦する。 今大会が
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クマの嫌がる音を鳴らす装置=福島市荒井の水林自然林で2025年8月29日、錦織祐一撮影 クマによる負傷事故が過去最悪ペース 福島県、外出の自粛呼びかけも
2025年10月16日 12:30 855文字福島県喜多方市や昭和村、会津若松市で16日未明から早朝、歩行者らがクマに襲われる事故が相次ぎ、3人が負傷した。負傷者はいずれも病院で治療を受け、命に別条はないという。県によると、今年4月以降、クマによる負傷事故は13件(負傷者15人)となり、過去最多だった2023年を上回る最悪のペースとなっている