見た目には優しく儚げに映りますが
寒さにも負けずたいへん元気です。
山茶花の仲間で大朱盃と言います。
花びらが中心に向かってピンクから
白に変化し、そのグラデーションの
美しさには魅せられています。
この花に大朱盃と名づけた方は
大酒豪だったのでしょうか...
黄色いシベがたくさん立ち上がり
繊細な花模様を描いています。
マユハケオモトという花です。
おしろい(白粉)を塗ったとき眉に
ついたのを掃きとるのに使用した
刷毛に見立てて与えられた名前
なそうです。
名づけ親の奥ゆかしいセンスには
感心させられます。
ピンクの小花が寄りそって、一つの
丸い花を描いています。
たくさんのシベが華やぎを演出して
います。
ミセバヤ(見せばや)という花です。
「見せたい」という意味の古語に
因んでつけられた名前のようです。
意味の深い名前に感じられます。
寂しくなってきた庭先に、明かりを
灯してくれるような花が咲き始め
ました。
ツワブキの花です。
「艶のあるフキのような葉」を持つ
ことからついた名前のようです。
海岸近くの岩場などに生えている
そうですが、まだ出合ったことが
ないのが残念です。
この花を見ると、いつでも元気が
いっぱいもらえます。