■しかく 写真で見るA5511T
カメラは130万画素のCMOSカメラ
左側のヒンジ近くにマクロ切替スイッチ
テンキー側ボディ
クリップ式のアンテナやスタンドなどオプションが豊富に付属
EZテレビの画面
録画や各種設定が可能
番組中のBGMなどを検索できる
待受画面
Flashを利用したアイコンメニュー
シンプルなメニューの「スマートモード」
EZテレビのインターフェイスは変更可能
EZアプリで提供される楽曲検索機能
パッケージ同梱のminiSDには辞書機能を搭載
メール本文表示。文字サイズ大
メール本文表示。文字サイズ中
メール本文表示。文字サイズ小
メール本文表示。文字サイズ極小
カメラのファインダー画面
サブ液晶の表示例
×ばつ960ドット、画質ファイン、WB雲天、露出補正-0.3。リンク先は無加工(441KB)
×ばつ960ドット、画質ファイン、WBオート。リンク先は無加工(259KB)
■しかく 仕様で見るA5511T
テレビ視聴機能を搭載した東芝製CDMA 1X端末。「EZテレビ」機能により、アナログ放送の視聴が可能。番組情報(EPG)検索や録画・画面キャプチャといった機能を備えるほか、番組のBGMなどを検索できる「曲名検索」が利用できる。
メガピクセルカメラを搭載し、EZナビウォークなどに対応。辞書機能「辞スパ」が搭載された16MBのminiSDカードがパッケージ付属するほか、テレビ用のクリップアンテナやイヤホンマイク、スタンドなどが同梱される。
でか受話音量やスマートモードを搭載し、スマートモードはFlashを利用したメニューで見やすくなっている。BREWアプリフォルダは10MBと大容量化されているのも特徴。
【おもな仕様】
サイズ
(×ばつ厚)
×ばつ25mm
重量
約115g
連続通話時間
約180分
連続待受時間
約270時間
充電時間
約120分
ディスプレイ
×ばつ320ドット
×ばつ112ドット
表示文字数
×ばつ18行
メモリダイヤル
500件
リダイヤル・着信履歴
リダイヤル20件、着信履歴20件
データ通信速度
最大下り144kbps(パケット通信時)
ボディカラー
リアルシルバー、アーバンブルー、プライマリーレッド
【インターネットメール】
サービス名
eメール
利用料
EZwebmultiに含まれ、月額300円
メール受信機能
最大全角5,000文字
メール送信機能
最大全角5,000文字
メール保存件数
受信メール:1,250KBまたは最大500件
送信メール:500KBまたは最大200件
添付制限
受信時:5データ、合計最大384KB
送信時:5データ、合計最大280KB
【着信メロディ】
和音数
64和音、着うた対応
着信音
・登録済みパターン14種類
・登録済みメロディ6曲
登録メロディ曲名
Image for A5511T
Dub Mix
Bossa Mix
カノン
大きな古時計
G線上のアリア
和音着メロダウンロード
「データフォルダ」内に保存
【データフォルダ】
データフォルダ容量
約18MB、BREWフォルダ約10MB
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
・メロディ/着うた
・ピクチャー
・ムービー
・PIM情報など
【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット
JPEG
撮影可能解像度
×ばつ176
撮影可能容量
データフォルダもしくはminiSDカードに保存
【カメラ(動画) 】
撮影可能画質
標準S(×ばつ80)、標準M(×ばつ96)
■しかく スタッフが見たA5511T
コメント
湯野
W32SAと並び、au初のテレビチューナー内蔵モデルとなるA5511T。パッケージに外付けのクリップ式伸縮アンテナを同梱するなど、テレビに対してはかなり気合いが入っている。
テレビ機能については、単体でも視聴できるようになっている。当然、画質はイヤホンマイクや外部アンテナを付けたほうが良くなるが、単体でもそこそこの感度を実現している。高校野球で地元チームを応援するとか、サッカーの日本代表を応援するとか、やはりいざというときにテレビがあるといいものだ。最近、関東周辺では地震が相次いでいるが、グラッと揺れた時にテレビの速報をチェック、なんていう使い方もできる。
もっとも、テレビを見ると、あっという間に電池が減るので、バッテリー切れには要注意。朝フル充電で家を出たとしても、テレビを見ると、帰宅まで電池が持たないということも起こり得る。しょっちゅうテレビ機能を使いたいという人は、予備バッテリーやACアダプターを持ち歩くようにしたほうがいいだろう。
「EZテレビ」の標準機能として提供されている曲名検索については、技術的には大変面白いのだが、実際に利用してみると、なかなか放送されている曲を検索するのは難しい。例えば、15秒のスポットCMなんかは、機能の呼び出しに時間がかかることもあり、検索するのは事実上不可能。着うたのダウンロードなどと連携しているとはいえ、EZ・FM(FMラジオ)の連携とは異なり、若干使いづらさを感じる。せめて視聴中にワンプッシュで検索をかけられるようにしてほしい。
その他の機能は基本を押さえた作りになっており、特に不満に感じる部分はない。スペック重視のユーザーにとっては、CDMA 1X WINじゃないところが気になるが、「辞スパ」が付属することもあり、「ガク割」の友にするにはなかなかいい端末なんじゃないだろうか。
太田
2005年夏モデルとして発売されたモデルのうち、1X端末としてEZテレビに対応する東芝製の端末。押しやすい大きなフレームレスキーでテンキーデザインに新たな流れを作ったA5509Tとは違うデザインコンセプトで、シルエットはA5506Tに近い。シンプルでやや男性よりのデザインとなっているが、明るめのメタリックの塗装は綺麗。
1番のポイントはEZテレビに対応していることだろう。W32SAのように伸縮式のアンテナは端末に内蔵していないが、クリップ式のアンテナやスタンド、フェライトコアなど豊富なオプションがパッケージに付属する。やや力業な気もするが、付属する分には嬉しい。会社やみんなで集まった席といった滞在時間の長い場所では、"アンテナ当番"がいなくなるという意味でクリップ式のアンテナは重宝するだろう。端末単体でもテレビの受信は可能。地下鉄はもとより移動している電車内も受信状態が安定しないことが多いので、移動中に見るというより、飲食店や屋外で休息中に少しテレビ見る、といったスタイルがふさわしい。普段の行動範囲でテレビを受信しやすい場所をチェックしておくなど、少しの工夫でより便利に使うこともできる。視聴可能な時間は1時間程度なので、家に帰るまでのつなぎ、少しの暇つぶし、災害などすぐに確認したい情報を見る、というのが現実的な使い方だろう。
東芝製端末ではおなじみとなりつつある国語・英和・和英辞書を収録した辞書機能は学生ユーザーを始め嬉しい機能。メール本文作成のサブメニューから辞書機能を呼び出して、内容のコピー&貼り付けもできる。Flashメニューは、特にシンプルなメニューの「スマートモード」で見やすくなっている。本体のデータフォルダ、BREWアプリフォルダは、同じ夏モデルのWIN端末、W31Tより容量が大きく、BREWアプリフォルダはW31Tの倍となる約10MB。アプリをたくさん使いたいユーザーは注目といえるだろう。
■しかく URL
ニュースリリース(KDDI)
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0616/
ニュースリリース(東芝)
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2005_05/pr_j2301.htm
製品情報(KDDI)
http://www.au.kddi.com/seihin/kinobetsu/seihin/a5511t/
製品情報(東芝)
http://www.toshiba.co.jp/product/etsg/cmt/au/a5511t/a5511t_menu.htm
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2005年06月23日 15:55