専門委員会

支援団体の知見やノウハウを次の災害へ

災害時のセクターを超えた支援調整の仕組み構築や支援分野ごとの課題解決のため、平時から専門委員会や勉強会等を定期的に開催しています。
専門委員会や勉強会等では、知見の共有やインプット、成果物作成のための作業、研修や講習会などの企画運営、その他課題解決に向けた作業、全国フォーラム分科会での成果発表などを実施しています。

JVOAD専門委員会

避難生活改善に関する専門委員会

避難所の運営支援を経験したことがある団体で構成、アドバイザーとして福祉や看護の専門家も参加。 専門委員会で考案した『避難所あるある道場ワークショップ』では、避難所でよく直面した困り事「あるある(課題)」を題材として、参加者が学び・考えることができ、「知っていれば誰にでも配慮できる対処方法」をまとめた事例集も参考にしながら、避難所運営について考えることができます。 また、避難所だけに関わらず、在宅避難等の避難所以外の避難生活についても、支援現場での課題共有や、改善について議論を実施しています。

技術系専門委員会

技術系(床下、屋根上、重機など)の支援経験が豊富な団体、連携が必要となる災害ボランティアセンターに精通する人材で構成。 水害への対応として、被災地での連携や協働などと合わせて、関係団体が連携して作成している「床下組み立てキット」を活用した講習会や勉強会の実施。 地震への対応として、「高所作業での安全配慮など注意点」や「ブルーシート張りのノウハウ」についても講習会や勉強会を実施している。 また、土砂や災害ゴミの対処について、専門委員会における環境省との意見交換をへて、2019年 4月に、環境省、内閣府防災、全国社会福祉協議会、JVOADの連名による通達が市町村向けに出された。 これにより、災害時に毎回懸案になっていた市町村との連携が進むことが期待される。

支援分野ごとの会議等

食べる支援プロジェクト(たべぷろ)

2019年、第4回JVOAD全国連携フォーラム 分科会「"いざ"という時どうなる? あなたの食と栄養」を契機に立ち上げた、災害時の食と栄養の問題をみんなで解決する多組織・多職種連携プラットフォームです。

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