平成17年度第3四半期(10月〜12月)のわが国におけるサーバ・ワークステーションの出荷実績は以下のとおりとなった。
オープンサーバ(UNIXサーバおよびIAサーバ)は、事業拡大・収益向上に直結する既存システムの更新、新規システム導入に加え、情報セキュリティ対応、高可用システム等、企業のライフラインとなるシステムの中核としての需要増もあり、台数では前年同期比108%と伸長した。金額では、売価変動の影響等もあり前年同期比101%となった。
メインフレームコンピュータは、大型クラスを中心に回復傾向がみられ、金額では前年同期比 97%とほぼ前年並みの需要を確保した。一時的な案件により需要の増減が大きく変動するので、半年単位あるいは年間単位の長い期間での需要変動を見ていく必要がある。