展示会 : 10/5-20 コレクションギャラリー2024
投稿日時: 2024年11月18日 1:10:00 (399 ヒット)
今回は近年寄贈いただいた白江正夫、河合キヨ子の作品を展示しました。
白江正夫は小樽を中心に活躍した北海道画壇を代表する水彩画で、道内の風景を多く描きました。
「小樽港と運河」(1995年)
会場入ってすぐ展示されているのは寄贈者の鳥居さんが是非にと今回、寄贈くださった「祈り」(2000年)。水彩画としてはかなり大きな作品です。
上記2点は直近の寄贈ですが、そのほかの作品も当館で初めて公開する作品です。
河合キヨ子は麓郷出身で、サヨリをテーマに油彩画を描き続けてきた方です。森・海・木材などを主に茶色などの暗色系の色調で描いた上にサヨリを描くというモチーフが目を引きます。
「旅立ち」(2018年)・「飛翔」(2006年)。
ひとところにじっとしていないサヨリの姿をご自身の生き様に重ねて描かれたそうです。
本展はご寄贈への感謝も込めて開催させていただきましたが、河合さんご自身や、白江作品をご寄贈くださった鳥居敏明さんも来場し鑑賞して下さり、直接感謝を述べることができました。お二人とも誠にありがとうございました。
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。