美味しいお茶の入れ方

美味しいお茶の入れ方


日本茶インストラクターの藤本昇が、深蒸し煎茶の美味しい飲み方をお伝えします。

(2人分)


1 茶葉をティースプーン約2杯を、急須に入れる。( 1人当たり2g×ばつ2人=4g )


2 80〜100ccの小さめの湯呑を2つ用意し、各湯呑にお湯だけを8分目迄注ぐ。(湯の温度を冷ます 約80°C )


3 湯冷まししたお湯を急須に入れる。( 待ち時間:約30秒 )


4 各湯呑に少しずつゆっくりとに注ぎ分ける。(最後の一滴まで)


【お茶の豆知識】


甘めのお茶を飲みたいときは、ぬるめのお湯で。
渋いお茶を飲みたいときは、熱めのお湯で。

お茶に含まれる渋み成分(カテキン)は、80°C以上のお湯に溶けだしやすい特徴があります。
また一方、旨味成分(テアニン)は、70°Cぐらいのぬるめのお湯に溶けやすい特徴があります。
ですので、一杯目はぬるめのお湯で甘めのお茶を味わい、
2杯目は熱めのお湯で渋めのお茶をいただく、という
贅沢なお茶の楽しみ方をされるのも面白いでしょう。

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