環境情報科学論文集
Vol.33(2019年度 環境情報科学研究発表大会)
会議情報

主催: 一般社団法人環境情報科学センター

会議名: 2019年度 環境情報科学研究発表大会

回次: 33

開催地: 日本大学会館

開催日: 2019年11月27日

市民による通報をベースとした自治体の収集するロードキル記録における種同定の特徴
*神宮 翔真, 小川 結衣
著者情報
  • *神宮 翔真

    筑波大学大学院 生命環境科学研究科 [日本]

  • 小川 結衣

    国立環境研究所 [日本]

責任著者(Corresponding author)

ORCID
キーワード: 市民科学, 一般道, 種同定, 非専門家, ロードキル
会議録・要旨集 フリー

p. 1-6

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  • 発行日: 2019年11月25日 受付日: 2019年06月03日 J-STAGE公開日: 2019年11月22日 受理日: 2019年10月25日 早期公開日: - 改訂日: -
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抄録

茨城県つくば市のロードキル(RK)を通報した市民と,RK を記録した道路維持委託業者が,轢死した哺乳動物種を正しく特定したかを調査した。我々は,1,601 の哺乳類のRK 記録を入手し,通報した市民および野生動物の非専門家である委託業者による種の同定結果を,専門家による同定結果と比較した。結果として,市民による種同定に対し,委託業者が判断を下すことで,種同定の信頼性向上には大きく寄与している一方で,希少種や特定外来生物の出現の多くが記録されない結果となった。現状は道路維持管理のみを目的としたシステムだが,教育プログラム等によって信頼性の向上を図ることで自然環境保全への活用は十分可能と考える。

引用文献 (21)
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© 2019 (社)環境情報科学センター
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