日本原子力研究開発機構 研究炉加速器技術部
タンデム加速器
タンデム加速器施設は、重イオンによる原子核物理、核化学、物性物理の基礎的研究を目的として建設され、1982年に定常運転が開始されました。1993年には超伝導ブースター全系が完成し、研究で利用できる重イオン核種が大幅に拡大されました。また、
2005年から2011年にかけて、放射性核種ビームによる研究を行うためにRNB加速器を用いてKEKとの共同プロジェクトを実施しました。
建家外観
建家外観
タンデム加速器の主要諸元
タンデム加速器施設俯瞰図
端子電圧
最大20MV
加速可能イオン
水素からビスマスまで
負イオン入射エネルギー
50〜350keV
ビーム電流例
陽子 1μA
炭素より重いイオン 0.2pμA
電圧分割
抵抗器方式
荷電装置
2連ペレットチェーン
絶縁ガス
純SF6ガス、6.7kg/cm2(絶対圧)
圧力容器
直径8.3m、全長26.6m
絶縁支柱
直径2.74m、全長13.72m
ターゲット室
7室、ビームライン15本
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