MIDI検定講座
「ディジオー ミュージック スクール」は、堺市で唯一つの「コンピュータミュージック・MIDI検定教室」です。
ディジオーミュージックスクールは、この度「オンライン教室」」として「リニューアルスタート」いたします。
「リニューアル準備」のため、しばらく、休講とさせて頂きます。
準備が、完了いたしましたら、「オンライン教室」を、開講させていただきます。
MIDI検定とは
発展し続けるマルチメディア社会の中で文字や映像などと並び、重要な要素となっている音楽。その中心的な役割を果たしているのが、いわゆるMIDI規格です。
「MIDI」とは「Musical Instrument Digital Interface」の頭文字をとったもので、コンピュータと電子楽器(電子ピアノ、エレクトーン、サイレントアンサンブルピアノ、伴奏くん等)を結び、音楽情報を効率的に伝達する規格、これがMIDIです。
つまり、MIDIとは電子楽器同志または電子楽器とコンピュータが「会話」できる「世界共通の言葉」なのです。
MIDIを使えば、コンピュータで電子楽器を「意のまま」に扱うこともできます。
また、「着メロ」や「通信カラオケ」、「ゲーム、その他」で使われている「効果音」なども、まさしく「MIDIの産物」です。
MIDI検定試験は、MIDIを理解し活用できる人材育成のために、社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)より実施される「検定試験」です。
ところが、ここ数年というもの、技術的な著しい進歩に伴い、「音楽制作現場」の状況も、「MIDI知識」だけでなく「Audioの知識」も必須条件となってまいりました。
そこで、社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の方でも、「MIDI検定」の目的を「MIDIを理解し活用できる人材育成」から、更に発展させて「ミュージッククリエイタ育成のため」とし、「MIDI検定3級・2級内容」も大幅に改訂されました。
まず、以前、使われていた「MIDI検定3級・2級」のそれぞれの「ガイドブック」に代わって「ミュージック クリエイター ハンドブック(MIDI検定公式ガイド)」が使用されます。
これ1冊で、「1級〜3級」まで対応しており、「MIDI&Audio・コンピュータを活用した現代の音楽制作・DAWの知識、技術」を総合的に学べる「ガイドブック」となっております。
第1章:現代の音楽、楽器環境について
第2章:音楽制作ツールとセッティング
第3章:MIDI
第4章:音響学
第5章:オーディオ
第6章:音楽理論とMIDIによる表現方法
第7章:リリースと著作権
このように「新MIDI検定」では、これまでの「MIDI検定の知識」に加え、「音楽再生、音楽制作の歴史」、「コンピュータ、オーディオインターフェース、DAW、エフェクター等の基礎及び高度な知識」、「オーディオの知識」、「楽典、コード理論の知識」、「ミキシング、マスタリングの知識」、「著作権の知識」等、「ミュージッククリエイター」として、絶対に習得しておくべき「より高度で深い音楽制作知識」を身につけていただく内容となっております。
これからの、「ミュージッククリエイター」は、限りなく「生音楽、生演奏」に近いクォリティーの「音楽データ制作」ができるだけの「技術、知識、音楽的感性、センス」等を身につけておく必要があるのです。
「3級検定」では、上記内容から「基礎的な部分」の抜粋、「2級検定」では、上記内容「全て」ということで、区別されています。
また、「MIDI検定2級2次試験(実技試験)のスタイルも、この度、大きく変わりました。
「4級検定」に関しましても、2017年5月20日より、約9年ぶりに、内容の一部が改訂され、「ガイドブックの名称」も「ミュージックメディア入門」から「ミュージッククリエイタ入門」に改められました。
内容は:
1章 「DAWと音楽制作」
1-2 MIDIデータとオーディオデータ
1-3 目で見るMIDIデータ、オーディオデータ
1-4 DAWを中心とした音楽制作システム
2章 「MIDIの知識」
2-2 MIDIメッセージの仕組み
2-3 GM音源とスタンダードMIDIファイル
2-4 GM1の音色(1)
2-5 GM1の音色(2)
2-6 GM音源のドラム音色
2-7 アコースティック楽器、電気楽器、電子楽器
2-8 電子楽器とシンセサイザー
3章 「ケーブルとコンピュータの知識」
3-2 コンピューターの構成と仕組み
3-3 ファイルの扱いと外部ストレージ
3-4 タブレット・スマートフォンを使用した音楽制作
4章 「オーディオの知識」
4-2 録音の仕組み
4-3 サンプリングの仕組み
4-4 オーディオファイル
5章 「楽譜の知識」
5-2 楽譜の読み方(演奏に関する基本知識)
5-3 音程と音階
5-4 コードの知識
6章 「著作権」
6-2 著作物の利用とパブリックドメイン
付録 「DAWの操作体験」
更に、2010年より「MIDI検定1級試験」が設立され、「受験可能対象者」は「MIDI検定2級ライセンス取得者」となります。