中国上海での鳥取県の更なる知名度向上を図るため、中国旅行会社に向けた鳥取県観光説明会を下記のとおり上海市内で開催しました。また、平井知事が上海吉祥航空本社(上海市)を訪問し、同社幹部と面談を行いました。(時間はいずれも現地時間)
(1)日時 10月16日(木)午後1時30分から午後3時まで
(2)会場 上海美臣大酒店(中国上海市黄浦区淮海中路935)
(3)参加者 中国の旅行会社(25社35名)
(4)説明会の内容
(ア)鳥取県の概要説明 (イ)宿泊・交通事業者、支援制度等の紹介
(ウ)抽選会 (エ)ミニ相談会
(5)参加者の声
・鳥取県の宿泊事業者や交通事業者の連絡先、使用可能な決済方法など、商品造成に向けた実用的な内容を知ることができとても参考になった。
・まだ鳥取に行ったことがなかったが、本日の説明会に参加して、まずは鳥取に行って旅行商品の造成を検討したい。
・知らなかった高級宿や富裕層向けタクシーの情報を知ることができ、良い機会となった。 など
(1)日時 10月16日(木)午後6時30分から午後7時まで
(2)場所 台鄉缘・台府 張江科学城店(上海市浦东新区海科路999弄C座4号楼)
(3)出席者 上海吉祥航空 于 成吉(ユイ・チャンジ) 総裁、譚 鋒(タン・フォン)副総裁、成 璽(チャン・シー)商務部総経理、董 尉(ドン・ウェイ)日本支店長ほか
(4)概要
・平井知事から、名探偵コナンや鳥取砂丘など本県ならではの目的地を求めて中国からの観光客が増加していることや、本県の中国向けSNS「小紅書
(ショホンシュウ)」の投稿が他の日本の地域に比べても多く見られていることなどをアピールし、「米子上海便の運航再開をできる限り早く実現していただき
たい」と強く働きかけた。
・これに対し于総裁からは、「鳥取は、日本の自然やまんが等の文化を求める中国の訪日客が好む場所であることがよくわかった。コロナを経て、中国
人の消費能力と旅行需要がまだ回復しきれておらず、機材繰りの問題もあり、路線再開にはもう少し時間をいただきたい。引き続き鳥取県とコミュニ
ケーションをとりながら鳥取の魅力を中国に広め準備していきたい。」との回答があった。
・平井知事は、「本県としても引き続き上海吉祥航空と手を携え、これまで以上に中国での本県の知名度向上を図りながら、早期の運航再開に尽力してまいりたい。」と述べた。
・于総裁と平井知事は、今後路線再開に向けて定期的にコミュニケーションを図りながら、関西空港や神戸空港の同社便を活用した本県への誘客を図り、米子路線が再開できる環境を共同で作っていくことで合意した。