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県政一般・報道提供資料
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令和7年度鳥取県原子力防災訓練(島根原子力発電所対応・実動訓練)の実施

2025年10月30日提供 資料提供


提供機関

提供課等:危機管理部原子力安全対策課 担当/係名:防災対策担当
電話番号:0857-26-7974 FAX番号:0857-26-8805

内容

島根原子力発電所の事故を想定した原子力防災訓練を島根県、米子市、境港市等と以下のとおり実施します。
(注記)令和7年12月24日実施予定の本部等運営訓練(初動対応訓練)については別途お知らせします。

1 目的

原子力防災対策について、避難の実効性確認と練度の維持向上を図ることを目的として島根県・米子市・境港市及び各関係機関等との連携要領及び初動対応要領を確認する。
また、本訓練で得られた成果等に基づき、地域防災計画及び避難計画を修正し、計画の深化と避難のさらなる実効性向上を図る。

2 主要訓練項目

・円滑な住民避難及び支援対応の検証
・災害時の情報収集・伝達方法の検証

3 訓練の概要

(1)日程
11月6日(木)〜11月9日(日)
(注記)訓練毎に実施日時は異なります。
(2)主催(2県6市合同訓練)
鳥取県、米子市、境港市、島根県、松江市、出雲市、安来市、雲南市
(3)参加予定機関等
74機関 約700名(うち住民約170名、バス6台、自家用車13台)
(4)訓練想定
島根県東部を震源とした地震が発生し、その後島根原発2号機において、送電線事故により外部電源が喪失し、非常用炉心冷却装置等による原子炉への注水を実施する。しかし、非常用炉心冷却装置等に設備故障が発生し、同装置等による原子炉への全ての注水が不能となり、全面緊急事態となる。
鳥取県では、災害対策本部を設置し、屋内退避等の防護措置を実施する。

4 訓練の特徴

(1)円滑な住民避難、支援の検証
  • 富山県からの避難退域時検査(車両検査)用資機材の受援に係る受入方法等の検証(11月7日、9日:避難退域時検査用資機材受援訓練)
  • 避難退域時検査に必要な資機材が不足したとの想定による自衛隊ヘリによる資機材の緊急輸送を実施する手順の確認(11月9日:避難退域時検査用資機材緊急輸送訓練)
  • 「原子力災害時等におけるバスによる緊急輸送等に関する協定書」の実効性を図るため、避難住民等の輸送に伴う運転手への資機材配布手順や資機材の操作方法等の確認(11月7日、9日:バス事業者への防護資機材配布等訓練)
(2)災害時の情報収集・伝達の検証
  • ドローンレスキューユニット(民間事業者)を活用した避難退域時検査会場や周辺道路の渋滞情報等のドローンによる情報収集等の実施(11月9日:住民避難訓練(避難行動要支援者避難含む))

5 主な訓練内容

日程
主な訓練項目
11月6日(木) 原子力防災支援基地運用等訓練、避難経路確保訓練
11月7日(金) バス事業者への防護資機材配布等訓練、避難退域時検査用資機材受援訓練
11月8日(土) 船舶避難訓練
11月9日(日) 住民避難訓練(住民への情報伝達、多様な避難手段(バス、自家用車、ストレッチャー車両)による避難等)、避難退域時検査等訓練(注記)、緊急時モニタリング訓練 等
(注記)バス、自家用車が名和農業者トレーニングセンターに到着するのはおおむね9時30分〜11時20分の間を予定
詳しくは「令和7年度鳥取県原子力防災訓練(島根原子力発電所対応)訓練内容等一覧表」をご覧ください。

6 11月9日(日)の知事の訓練参加(視察)予定(時間は目安です)

訓練内容
視察場所
時間
訓練等のポイント
避難退域時検査 名和農業者トレーニングセンター 10:30〜11:00 富山県との合同で実施する車両検査、ドローンレスキューユニット(民間事業者)による情報収集、住民検査の状況の視察

7 緊急速報(エリア)メールの配信

11月9日(日)に実施する住民避難訓練にあわせて、米子市及び境港市から緊急速報(エリア)メールを配信します。
鳥取県原子力防災訓練での緊急速報(エリア)メールの配信は今年度で9回目となります。
(1)緊急速報(エリア)メールの概要
緊急速報(エリア)メールは、災害・避難情報、津波警報などの緊急性の高い情報を対象地域の携帯電話利用者に一斉送信するものです。配信を行った場合、その配信地域内にある携帯電話やスマートフォンに緊急速報(エリア)メールが受信されます。
(注記)マナーモードにしていても着信音が鳴ります。
(注記)ただし携帯電話の機種や設定によっては、受信しない場合があります。
(2)配信日時・地域
11月9日(日)午前8時5分頃:米子市
午前8時30分頃:境港市
(注記)米子市・境港市に隣接しているエリアの一部でも受信される可能性があります。
(注記)島根県側(出雲市、安来市、雲南市)においても配信があります。
(3)配信内容
島根原子力発電所の事故により、基準値以上の放射線量が確認された地区に対して避難を指示するメールが配信されます。
(注記)実際の避難等の行動は必要ありません。

8 船舶避難に係る取材について

境港竹内岸壁、内港岸壁での取材が可能ですが、乗船は出来ません。岸壁には県職員を配置しておりますので、取材等についてご不明な点があれば、ご相談ください。
(1)境港竹内3号岸壁での取材
  • 海上自衛官へのインタビュー等の取材は、任務中のためお断りします。
  • 訓練の行程上、訓練参加者へのインタビューは境港竹内3号岸壁帰港後にお願いします。
  • 岸壁には県職員を配置しておりますので、取材等についてご不明な点があれば、御相談ください。
(2)境港内港1号岸壁及び境港竹内4号岸壁での取材
  • 境港内港1号岸壁での取材は、水産庁白嶺丸が出港するまでの間(出航9時50分予定)となります。
  • 水産庁職員へのインタビュー等取材は、業務中のためお断りします。
  • 訓練の行程上、訓練参加者へのインタビューは境港竹内4号岸壁到着後にお願いします。

9 訓練の中止等

災害の発生又は発生のおそれがある場合は、状況により訓練を中止することがあります。(各日午前6時に判断し、中止の場合は県政記者クラブ各社にもFAXにて連絡します。) また、当日の天候等により、訓練内容を変更する場合があります。
時間については、訓練進行状況により変更になることがあります。

10 参考

(1)2県6市による島根原子力発電所対応の原子力防災合同訓練は、平成23年度から実施し、今回で15回目となります。(実動の住民避難を伴う訓練は13回目の実施)
(2)11月9日(日)に行う避難訓練への住民参加者数については、同日午後5時頃までに資料提供を行います。
(3)米子市・境港市の連絡先
米子市 総務部防災安全課 0859-23-5337
境港市 総務部防災危機管理課 0859-47-1071

参考資料

令和7年度鳥取県原子力防災訓練実施要領

令和7年度鳥取県原子力防災訓練会場図(会場レイアウト、住民の動き等)



最後に本ページの担当課
鳥取県政策戦略本部政策戦略局広報課
住所 〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目220
E-mail kouhou@pref.tottori.lg.jp

(注記)提供内容については、画面上部にある「提供機関」に直接お問い合わせください。

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