『オーラルヒストリー「とっとりの記憶」2 自然に学び、自然と生きる 清末忠人』の刊行

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公文書館では、戦後の本県の政治・経済・社会、その他諸分野で活躍してきた人々の証言を記録化し、貴重な歴史資料として後世に伝えるため、令和2年度より「鳥取県の昭和の記憶」収集事業(オーラルヒストリー事業)を実施しています。
この度、その報告書の第2巻として下記の書籍を刊行しました。

『オーラルヒストリー「とっとりの記憶」2 自然に学び、自然と生きる 清末忠人(きよすえただと)』

清末忠人氏に2022(令和4)年7月から翌年6月まで3回にわたり行ったインタビューの記録。清末氏は、幼少期に鳥取大地震で受けた重篤な被害からの回復の過程で生命の持つ力に魅せられ、その後教育者として、自然の不思議さや面白さに加えて、そこから派生する歴史・文化・習俗等について、児童をはじめ多くの県民に伝え続けています。

1931(昭和6)年、鳥取市寺町生まれ。鳥取大学学芸学部を卒業後、県東部地域各地の小学校で教諭として勤務した。1967(昭和42)年には岩美町立浦富小学校の児童たちとの活動で下中財団教育奨励賞を受賞。1972(昭和47)年の鳥取県立博物館開館準備に従事し、以後学芸員として勤務。鳥取市小学校長会長を務め、1991(平成3)年退職。鳥取市立日進小学校教頭時代の1985(昭和60)年にはわかとり国体において昭和天皇に山陰の貝殻について御進講を行った。瑞宝双光章受章。鳥取県文化功労賞、鳥取県出版文化賞等を受賞。

A5判・本文123頁

7月15日(火)

500円(税込)

県内各書店、鳥取県立公文書館、県庁県民課(本庁舎1階)、中部総合事務所、西部総合事務所、東部地域振興事務所八頭振興課、日野振興センター、鳥取県立博物館、鳥取市歴史博物館等

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