小鴨氏は、伯耆国府に関わる役人の系譜をひく倉吉市の小鴨地区を本拠地とする在地領主で、鎌倉幕府御家人、守護大名の右腕的存在等として、戦国時代末まで長きにわたり歴史の表舞台で活躍した氏族です。小鴨地区では、近年の発掘調査により小鴨氏との関連がうかがわれる遺跡が次々と確認されています。
今回のフォーラムでは、発掘調査の成果やその他の文化財、現在に残る古記録等から小鴨氏を軸に東伯耆の中世の様相を探るものです。
(1)開場 午後0時30分
(2)開会 午後1時
(3)基調講演 午後1時5分から午後1時45分まで
「東伯耆の中世 小鴨郷を中心に」
眞田廣幸(さなだひろゆき)氏(倉吉文化財協会会長)
(4)事例報告 午後1時45分から午後2時5分まで
「市場城跡(いちばじょうあと)の発掘調査成果」
大川泰広(おおかわやすひろ)氏(鳥取県立むきばんだ史跡公園文化財主事)
(5)休憩 午後2時5分から午後2時15分まで
(6)特別講演 午後2時15分から午後2時55分まで
「掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)から中世を探る」
山上雅弘(やまがみまさひろ)氏(兵庫県立考古博物館名誉学芸員)
(7)トークセッション 午後3時から午後3時55分まで
ア テーマ
イ パネラー
眞田廣幸氏・山上雅弘氏・山本隆一朗(やまもとりゅういちろう)氏(鳥取県立博物館学芸員)
ウ コーディネーター
(8)閉会 午後4時