県政一般・報道提供資料
フィンランドとの学生相互派遣事業を実施します!
2025年07月18日提供 資料提供
提供機関
提供課等:生活環境部脱炭素社会推進課
担当/係名:温暖化対策担当
電話番号:0857-26-7205
FAX番号:0857-26-8194
その他関係所属 : 公立鳥取環境大学 研究交流推進課 (0857-38-6704)
内容
先進自治体の若者との意見交換等を通じて、地球温暖化対策やカーボンニュートラル実現に向けた取組みを担う若きリーダーを育成することを目的として、県内の学生(高等教育機関)とフィンランド(トゥルク市)の学生との相互派遣事業を実施します。
このたび、派遣する学生が決定しましたので、今後、研修会等の実施を経て、フィンランド国内及び鳥取県内にて学生同士の意見交換や脱炭素関連施設・取組の視察等を行います。
記
事業概要
日本とフィンランド、両国の学生らがお互いの国を訪問し、「生物多様性」「循環経済」をテーマとして、関連する施設や取組を視察し、意見交換を行う。
・本事業は、一般財団法人自治体国際化協会から派遣費用等の支援を受け、公立鳥取環境大学と連携して実施。
・本県からは学生3名と教員1名のほか、県職員、大学職員が派遣事業に参加する。
公立鳥取環境大学 環境学部環境学科 3年 倉田 隆成(くらた りゅうせい)さん
公立鳥取環境大学 環境学部環境学科 3年 百々 旺佑(どど おうすけ)さん
鳥取大学 工学部 機械物理系学科 2年 堀田 悠一郎(ほりた ゆういちろう)さん
公立鳥取環境大学 サスティナビリティ研究所 副所長 堀 磨伊也(ほり まいや)准教授
・派遣学生はいずれもCOP28に派遣した学生を中心に高等教育機関等の学生で構成する学生プラットフォーム「TottoReborn! Youth(トットリボーン!ユース)(通称:TRY!)」に所属。
※(注記)本事業を一緒に実施するフィンランドのトゥルク市は、同国の古都で、2029年のカーボンニュートラルの達成を目指している。
事業内容(今後の予定)
(1)国内勉強会
・日時:7月24日(木) 16:50〜18:30(予定)
・場所:公立鳥取環境大学 教育研究棟1階 4102会議室
・参加者:自治体、大学の職員・教員・学生
・内容:「生物多様性」「循環経済」をテーマとした基礎的講義等
講師 一般社団法人イクレイ日本 事務局長 内田 東吾氏 ※(注記)事前録画したものを視聴
(2)二国間勉強会
・9月中旬頃開催予定。
・参加予定者:トゥルク市の職員・学生(オンライン)、県内学生、大学(教職員)、自治体職員
・内容:参加学生の自己紹介、グループワーク等
(3)鳥取県派遣団のフィンランド訪問
・派遣団:県内学生3名・大学(教員)1名・県・大学職員3名(本県とは別に長野県小布施町の職員・学生も参加予定。)
・派遣日程:9月23日(火・祝)〜29日(月)(7日間)※(注記)鳥取出発日は9月22日(月)、帰着日は9月29日(月)
(4)フィンランド派遣団の日本訪問
・派遣団:トゥルク市の学生・職員で構成予定
・訪問時期:12月1日(月)〜3日(水)予定
・鳥取県のほか、長野県小布施町などを訪問することを想定
(5)報告会
・事業参加学生による、フィンランド訪問・県内受入れの報告会を実施(実施方法・時期は調整中)
※(注記)予定は今後変更する可能性があります。
【参考】「TottoReborn!Youth(トットリボーン!ユース)(通称:TRY!)」について
県内学生有志がCOP28(国連気候変動枠組条約第28回締約国会議。2023年ドバイで開催)学生派遣事業を契機に設立した学生プラットフォーム。先進自治体との交流や意見交換を通じて地球環境問題を学ぶとともに、若者の視点で様々な啓発活動や情報発信を行う。
・参加学生は計40名(公立鳥取環境大学、鳥取大学等)
・フィンランド派遣団の鳥取県訪問時は、TRY!メンバーも中心となってプログラムに参加予定。