7月が「"社会を明るくする運動"強調月間」及び「再犯防止啓発月間」であることから、その取組の一つとして、下記のとおり鳥取保護観察所長から平井知事に内閣総理大臣メッセージが伝達されます。
(1)趣旨 すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築こうとする全国的な運動。
(2)主唱 法務省
(3)実施主体 第75回"社会を明るくする運動"鳥取県推進委員会
(委員長)鳥取県知事
(事務局)鳥取保護観察所(電話0857-22-3518)
(4)強調月間 7月(再犯の防止等の推進に関する法律において、同じく7月が「再犯防止啓発月間」とされている趣旨を踏まえて運動を推進)
(5)この運動が目指すこと
(ア)犯罪や非行を防止し、安全で安心して暮らすことのできる明るい地域社会を築くこと
(イ)犯罪や非行をした人が再び犯罪や非行をしないように、その立ち直りを支えること
(6)この運動において力を入れて取り組むこと
急速に変化する社会の中で、孤立・孤独や生きづらさを抱えながらも、過去の過ちから立ち直ろうとする人を再び地域に受け入れることにより、多様な背景を持つ人と人が緩やかに繋がりつつ共に支え合う包摂的な地域社会を実現できるよう、次のことに力を入れて取り組む。
(ア)誰もが抱えうる問題が犯罪や非行の要因となりうることや、人は変われるということを信じて寄り添い続ける更生保護の活動は、再犯を防止して立ち直りを支える大切な活動であることについて、デジタルツールも活用するなどして、国民の各層に広く周知し、理解を深めてもらうこと
(イ)犯罪や非行の防止や、犯罪や非行をした人の立ち直りには様々な協力の方法があることを示し、多くの人に協力者として気軽に参加してもらうこと
(ウ)同じ地域社会の一員である保護司、更生保護女性会会員、BBS会員、協力雇用主等の更生保護ボランティアの活動に対する支援の充実を図るほか、積極的な広報等により、なり手を増やすこと
(エ)民間協力者と地方公共団体と国との連携を強化しつつ、犯罪や非行をした人が、仕事、住居、教育、保健医療・福祉サービスなどに関し必要な支援を受けやすくするためのネットワークを作ること
(オ)犯罪や非行が起こらないよう、若い人たちの健やかな成長を期すること