新技術と創意工夫により大幅なコストダウンを実現(摺上川ダム) 4ページ - ダム便覧



◇取組3 低品質岩をダム堤体盛土材料に活用

ダム堤体の盛立材料のうちロック材は、所要の遮水性と強度(以下、品質と称す)が必要であり、従来、堤体断面の全てにその品質を求めていました。
摺上川ダムの材料山では、品質を下回る低品質な岩が多く存在し不用となる事から、低品質岩の活用について専門機関の指導を得ながら現地試験を実施しました。
その結果、十分な強度があることが確認されたため、ダムの安全上支障のない部分の材料として活用しました。
この有効活用により、約63万立方メートル(25メートルプール約1700杯分)もの再利用が図られました。

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