大井発電所全景
大正13年12月運用開始、当時の最大出力42900kW(現在は52000kW)。
右側に見える川に面して縦長の水門(ローラーゲート)が2基設けられている建屋は新大井発電所(最大出力32000kW)で、昭和58年4月に増設されたものです。
発電所と大井ダム
発電所と大井ダムの位置関係はこんな感じです。
大井ダムで取水された水は発電所建屋の奥に4本見える柱状のコンクリートの部分まで水路により導水し、水面までの落差約42mを利用し発電を行います。
大井ダムを下流右岸側より望む
一番手前は新大井発電所の取水門ですが以前はここもクレストゲートでした。
ダム直下の様子
洪水流量が非常に大きいため導流部は堤体全幅に及びます。
岩盤が非常に強固なためか減勢工がありません。
ダム天端より下流を望む
下流の橋脚の高さが洪水時の水位の高さを物語っています。
手前の放流口は新大井発電所のものです。
川幅が細く感じられますが水深が深いためで、大井、新大井の両発電所での最大流量は約225立方メートルもあります。
ダム湖の様子
恵那峡という観光名所になっています。
左端に写っているのは大井発電所の取水設備です。