全項目表
ダム番号:1754
益田川ダム [島根県](ますだがわ)
ダム写真
039881
084358 だい
084357 だい
084356 だい
どんなダム
常用洪水吐を河床に設置
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治水のみを目的としたダムであるため、ゲートレスの常用洪水吐を現況河床高に設け、平常時は全く水を貯めない。常用洪水吐を河床に設置するのは全国的にも珍しい構造。ステンレス製で2門ある。
[写真](撮影:らぶ)
ダム湖は「ひだまり湖」
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愛称を公募して決定。2005年12月、ダム湖が最高水位に到達した際に、命名式を行い、銘板の除幕をした。
河川
益田川水系益田川
目的/型式
F/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積
48m/169m/106千m3
流域面積/湛水面積
87.6km2
(
全て直接流域
)
/54ha
総貯水容量/有効貯水容量
6750千m3/6500千m3
ダム事業者
島根県
本体施工者
西松建設・錢高組・大畑建設
着手/竣工
1973/2005
ダム湖名
ひだまり湖
(ひだまりこ)
ランダム情報
【コンクリートダムの工法】拡張レヤ工法
【ダム工事年表】仮排水路(2001.11〜2002.9) 本体掘削(2001.7〜2004.6) 本体打設/盛土(2002.9〜2004.7)
【ダムカード配布情報】2024年8月2日現在 (国交省資料を基本とし作成、情報が古いなどの場合がありますので、事前に現地管理所などに問い合わせるのが確実です) Ver1.0
○しろまる益田川ダム管理所 9:00〜17:00(土・日・祝日を含む)
ダムカード画像コレクション
益田川ダム Ver.1.0 (2014.04)
[協力:X-DAM]
諸元等データの変遷
【06最終→07当初】河川名[益田川→麻生津川]
【07当初→07最終】河川名[麻生津川→益田川]
【07最終→08当初】左岸所在地[益田市久々茂→益田市久々茂町] 堤体積[104→106] 湛水面積[→54]
【11最終→12当初】竣工[2006→2005]
【12最終→13当初】本体施工者[西松・錢高・大畑→西松建設・錢高組・大畑建設]
益田川ダムの設計と施工
〜平常時は水を貯めないダム〜
■しかく 堤体の打設
《コンクリート製造運搬設備》
横継ぎ目には軽量溝形鋼を使用して、施工速度の向上、施工費の低減を図っている。
常用洪水吐きは、洪水調節機能に加え、排砂機能が必要。洪水時に流入する土砂は、洪水の初期と末期に常用洪水吐きから下流河道へ自然排砂させる。
常用洪水吐きは、流入土砂などのため通常の構造用コンクリートでは摩耗が懸念されるため、摩耗の度合いに応じて表面を、?@高強度コンクリート、又は、?Aステンレス鋼で覆う対策(これをライニングと呼んでいる)を採用している。
(2004年11月作成)
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