2014年8月31日日曜日
水圏センターの仲間たち 第二弾「こむぎ」
最近曇りがちで雨の日が多いですね.調査で船を使う人は,天気が悪いので困っているみたいです.
天気なんてお構いなしで,元気に走り回ってるセンターの仲間を紹介します.
ジャンガリアンハムスターの「すいけん こむぎ」ちゃんです!
6月から4年生2人が飼い始めました.家で世話をしていますが,飼育当番を交代する時にだけ,センターに持ってきます.
4階建ての豪邸に住んでいるお嬢様・・・ですが,いつもゲージをかじって,脱走を企てているおてんば娘です.昼間は寝ているので,あまり寝床から出てきませんが,暗くなると豪邸内を走り回っています.とくに,回し車を猛スピードで回しているので,夜は少しうるさいです(笑)
調査で疲れて帰ってきても,癒してくれるかわいい仲間です.(羽)
キャベツを食べるこむぎちゃん
4階建ての豪邸
脱走を企てるこむぎちゃん
足が見えないぐらいの速さで走っています
2014年8月25日月曜日
東大研究チームの湖岸植物帯の生物調査
8月25~30日の期間中に、東京大学大学院水域保全学研究室の先生と大学院生計7名が来所され、水圏センターと合同で、霞ヶ浦全域の水生植物帯で生物調査を実施しています。昨年につづき、第2回目です。今から結果が楽しみです(加)
魚類調査をしているところ
湖岸の水生植物帯
2014年8月24日日曜日
埼玉県高校生物研究会の研修会
2014年8月23日~24日に、埼玉県高校生物研究会の先生方7名(越谷北高、川越女子高、浦和高、春日部高、岩槻商業、和光国際高、蕨高)が、研修のために水圏センターに来所されました。目的は、湖でのフィールド体験です。 今回のメニューは、次の通りでした。
1日目:霞ヶ浦の生物調査-魚類
霞ヶ浦を構成する湖の一つである北浦を調査フィールドに、魚類調査を中心に実習を行いました。午前中にヨシ帯と護岸帯での地曳網、投網、定置網、手網などを用いた魚類の採集をおこない、午後に室内作業として魚類の観察・同定・計数を実施しました。また、夕食後には、外来ナマズの駆除釣りも体験してくださいました。
2日目:霞ヶ浦の生物調査―プランクトンとベントスの採集、水質の測定
霞ヶ浦の生物調査のつづきです。茨城大学の実習船で湖の沖帯に出かけました。船上実習として水温、透明度、溶存酸素量等の測定、プランクトンやベントスの採集などを行いました。 採集した生物を持ち帰り、実験室で観察もしました。
最後に、湖沼の食物網について、安定同位体比解析を用いて調べる手法についても、座学で説明させていただきました。
先生方は大変熱心で、終始、質問と応答が飛び交っていました。センタースタッフ&お手伝いの学生たちは、圧倒されながらも、楽しく過ごせました。研修期間中は、いろいろとお教えくださり、こちらの方が大変勉強になりました。またのお越しをお待ちしております。 (センタースタッフ)
1日目:霞ヶ浦の生物調査-魚類
霞ヶ浦を構成する湖の一つである北浦を調査フィールドに、魚類調査を中心に実習を行いました。午前中にヨシ帯と護岸帯での地曳網、投網、定置網、手網などを用いた魚類の採集をおこない、午後に室内作業として魚類の観察・同定・計数を実施しました。また、夕食後には、外来ナマズの駆除釣りも体験してくださいました。
2日目:霞ヶ浦の生物調査―プランクトンとベントスの採集、水質の測定
霞ヶ浦の生物調査のつづきです。茨城大学の実習船で湖の沖帯に出かけました。船上実習として水温、透明度、溶存酸素量等の測定、プランクトンやベントスの採集などを行いました。 採集した生物を持ち帰り、実験室で観察もしました。
最後に、湖沼の食物網について、安定同位体比解析を用いて調べる手法についても、座学で説明させていただきました。
先生方は大変熱心で、終始、質問と応答が飛び交っていました。センタースタッフ&お手伝いの学生たちは、圧倒されながらも、楽しく過ごせました。研修期間中は、いろいろとお教えくださり、こちらの方が大変勉強になりました。またのお越しをお待ちしております。 (センタースタッフ)
タモ網で魚類を採集しているところ
採集された魚類
2014年8月22日金曜日
公開臨湖実習1「湖沼環境問題の最前線~霞ヶ浦での調査・実験から理解する~」が大盛況
8月18日~22日の5日間、全国の学生を対象にした公開臨湖実習1「湖沼環境問題の最前線~霞ヶ浦での調査・実験から理解する~」が、水圏センターで行われました。昨年につづく2回目です。
巨大ナマズ(=外来魚チャネルキャットフィッシュ)や最新の湖沼環境問題などに興味のある、8大学(北海道大、東北大、中央大、埼玉大、立正大、近畿大、茨城大、高知大学)の学生(学部1年生~博士前期課程2年生)13人が参加してくださいました。終始、大盛況!でした。今回の実習メニューは次のようなものでした。
<実習メニュー>
・船上での湖沼環境調査、プランクトン・底生動物の採集
・実験室内での水質分析 ・プランクトン・底生動物の観察・同定
・魚類の各種漁具(手網、投網、定置網、地曳網)での採集と観察・同定・胃内容物解析
・特定外来生物チャネルキャットフィッシュの釣獲調査
・カワヒバリガイ(外来種)とドブガイ(在来種)を用いた濾過摂食実験
・湖周辺の地形・地質の観察
・観光バスで霞ヶ浦周遊
・霞ヶ浦環境科学センターの見学
・まとめのグループディスカッション
実習生には、このような多岐に渡るメニューについて個々の視点で学んでもらいました。最終日に、湖沼環境問題について、参加者が興味のあるいくつかのグループ(外来魚問題、水質改善策、水辺植物帯の保全・再生、湖沼生態系)に分かれ、グループディスカッションをしたあとに、参加者全員で自由に意見交換をしました。
意見交換会では、今までにないチャネルキャットフィッシュの駆除手法のアイデア、水質改善の方策、水辺植物帯の保全策、湖沼生態学的な考察などがいくつも出てきて、センタースタッフ&TA学生もとても有意義な時間を過ごさせていただきました。同じような興味を持った他大学の学生たちが交流できる大変貴重な機会にもなりました。
実習生のみなさん、5日間、本当におつかれさまでした。また、いつでもセンターにいらしてください。自由な発想で学びたいみなさんのために、水圏センターの扉はいつでも開いています。
(センタースタッフ&TA学生一同)
*追記:公開臨湖実習の第二弾「湖沼の外来生物問題の最前線ー外来ナマズ調査から理解する」は9月13-15日です。こうご期待です。
巨大ナマズ(=外来魚チャネルキャットフィッシュ)や最新の湖沼環境問題などに興味のある、8大学(北海道大、東北大、中央大、埼玉大、立正大、近畿大、茨城大、高知大学)の学生(学部1年生~博士前期課程2年生)13人が参加してくださいました。終始、大盛況!でした。今回の実習メニューは次のようなものでした。
<実習メニュー>
首都圏に位置しさまざまな湖沼環境問題に直面している霞ヶ浦を調査フィールドに、環境調査や水生生物調査を行い、湖沼の環境と生物科学の研究手法を身につける。水質悪化や外来生物の侵入などの湖沼環境問題についても学ぶ。
・船上での湖沼環境調査、プランクトン・底生動物の採集
・実験室内での水質分析 ・プランクトン・底生動物の観察・同定
・魚類の各種漁具(手網、投網、定置網、地曳網)での採集と観察・同定・胃内容物解析
・特定外来生物チャネルキャットフィッシュの釣獲調査
・カワヒバリガイ(外来種)とドブガイ(在来種)を用いた濾過摂食実験
・湖周辺の地形・地質の観察
・観光バスで霞ヶ浦周遊
・霞ヶ浦環境科学センターの見学
・まとめのグループディスカッション
実習生には、このような多岐に渡るメニューについて個々の視点で学んでもらいました。最終日に、湖沼環境問題について、参加者が興味のあるいくつかのグループ(外来魚問題、水質改善策、水辺植物帯の保全・再生、湖沼生態系)に分かれ、グループディスカッションをしたあとに、参加者全員で自由に意見交換をしました。
意見交換会では、今までにないチャネルキャットフィッシュの駆除手法のアイデア、水質改善の方策、水辺植物帯の保全策、湖沼生態学的な考察などがいくつも出てきて、センタースタッフ&TA学生もとても有意義な時間を過ごさせていただきました。同じような興味を持った他大学の学生たちが交流できる大変貴重な機会にもなりました。
実習生のみなさん、5日間、本当におつかれさまでした。また、いつでもセンターにいらしてください。自由な発想で学びたいみなさんのために、水圏センターの扉はいつでも開いています。
(センタースタッフ&TA学生一同)
*追記:公開臨湖実習の第二弾「湖沼の外来生物問題の最前線ー外来ナマズ調査から理解する」は9月13-15日です。こうご期待です。
実習を終えて、全員で集合写真!
投網での魚類採集を体験中
夕方のナマズ釣りを体験中
釣れた外来ナマズ
投網で採れた外来ナマズの稚魚
BBQで、懇親会!
2014年8月15日金曜日
ポロシャツ(CWES版)完成!
水圏センターで、オリジナルポロシャツを作成しました。
デザインはこんな感じです!
デザインはこんな感じです!
前面 「水圏センターの英名」
背面
背面のイラストは、水圏センター(潮来)のそれぞれの研究室のイメージを反映したものです。
調査や実習で着れるといいですね!!(遠)
2014年8月3日日曜日
子供向けイベント チリメンモンスターを探せ!
2014年8月3日(日)に、千葉県市川市行徳野鳥観察舎で、夏休みの子供向けイベント「チリメンモンスターを探せ!」を開催しました。昨年に続き3回目です。講師は私(水圏センター)とN山さん(東邦大)です。参加者は小学生とその親たちなど15名と少なめでしたが、その分、より深い内容の観察会になりました。
スー パーで販売されているシラス干し(ちりめんじゃこ)をよく見ると、エビやカニ、イカの幼生、仔稚魚などのいろんな生きもの(=チリメンモンスター)が混 じっています。今回は、観察舎の方に準備してもらった和歌山のシラス干し業者さんの材料(混じり物が多いもの)を使って、モンスター探しをし ました。
モンスター探しを開始すると、子供も大人も1時間半、ずっと熱中してくれました。今回、見つかったモンスターは、カニのゾエア幼生やメガロパ幼生、シャコのアリマ幼生、イカやタコの幼生、毛顎動物の仲間、さまざまな魚種の仔稚魚(サバの仲間、アジの仲間、タチウオ、マダイ、アイゴの仲間、ナベカ、エソの仲間、カレイ、ヨウジウオ、タツノオトシゴ、アミメハギ、フグの仲間など)でした。
毎回、使う材料は違うので、出てくるモンスターは、観察会のたびに変わります。今回のモンスターのなかで、一番興味深かったのは、カメのような形をした「カメガイの仲間」です。これが、いくつも出てきました。カメガイは、クリオネに近い仲間です。チリモンイベントを各所で開催してきましたが、カメガイがいくつも出てきたのは、今回がはじめてです。
観察会の最後に、見つかったモンスターたちの専門的な見分け方を概説しました。それぞ れの親(=成体、成魚)の生態、海洋生物の多様性の話などもしました。
イベントを企画してくれた観察舎のみなさま、参加してくれたみなさま、ありがとうございました。また来年も行う予定です(加)
出てきたカメガイの仲間 (サイズは5mmほど)
チリモンを探しているところ
こんなふうに種類を分別していく・・・(↑は几帳面な方の例)
2014年8月2日土曜日
水圏センターの仲間たち 第一弾「おもち」
八月が始まりましたね。水圏センターの学生たちの間では、調査でたくさん汗をかいた後に、手作りかき氷を食べるのがブームです!
さて、今日は水圏センターの癒し系アイドルになりつつある すいけんおもち(猫) を紹介します!!
おもちは、今年の六月ごろにはじめて水圏センターに現われました。きれいなブルーの目と、頭としっぽの茶色い毛がチャームポイントです。この白い毛の中の茶色い毛が、焼いたおもちの焦げ目のように見えることから おもち というあだ名で学生たちは呼んでいます。
おもちは、近隣の住宅で飼われているネコのようなのですが、夕方になるとセンターによく現われます。気ままなネコのことですので、いつまで遊びに来るかはわかりませんが、ネコ好きの学生の小さな楽しみになっています。(滑)
おもちは、近隣の住宅で飼われているネコのようなのですが、夕方になるとセンターによく現われます。気ままなネコのことですので、いつまで遊びに来るかはわかりませんが、ネコ好きの学生の小さな楽しみになっています。(滑)
2014年8月1日金曜日
潮来二中の生徒さんがご来訪
8月1日,潮来二中の生徒の皆さんが,総合学習の一貫で,水圏センターにいらっしゃいました.この日のメニューは,次の通りでした.
・K先生が霞ヶ浦の水環境についての講義
・水質(COD)のパックテスト
・湖水の濾過
・プランクトンの観察
・巨大なチャネルキャットフィッシュの冷凍標本の観察
・センター内の展示(ポスター、水槽)の観察 etc
生徒の皆さん,おつかれさまでした.また,いつでもいらしてください.(センタースタッフ)
・K先生が霞ヶ浦の水環境についての講義
・水質(COD)のパックテスト
・湖水の濾過
・プランクトンの観察
・巨大なチャネルキャットフィッシュの冷凍標本の観察
・センター内の展示(ポスター、水槽)の観察 etc
生徒の皆さん,おつかれさまでした.また,いつでもいらしてください.(センタースタッフ)
霞ヶ浦の環境についての講義
水質(COD)のパックテスト
玄関近くの水槽にて、霞ヶ浦の魚たちと対面!
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