2012年10月26日金曜日
潮来二中の生徒の皆さんが来所
10月26日,潮来二中の生徒の皆さんが,総合学習の一貫で,水圏センターにいらっしゃいました.この日のメニューは,次の通りでした.
14:00~14:30 N先生による湖沼学概論・・・霞ヶ浦やその水質について
クロロフィル計測のための湖水濾過を実演
パックテスト(COD計測)も実演
14:30~15:00 生物顕微鏡で霞ヶ浦の動物・植物プランクトンの観察
プランクトンの観察では,自然と興味深そうなざわめきが・・・.
生徒の皆さん,おつかれさまでした.また,いつでもいらしてください.(井)
14:00~14:30 N先生による湖沼学概論・・・霞ヶ浦やその水質について
クロロフィル計測のための湖水濾過を実演
パックテスト(COD計測)も実演
14:30~15:00 生物顕微鏡で霞ヶ浦の動物・植物プランクトンの観察
プランクトンの観察では,自然と興味深そうなざわめきが・・・.
生徒の皆さん,おつかれさまでした.また,いつでもいらしてください.(井)
湖沼学概論
霞ヶ浦の匂いを実際に嗅いでみよう!
湖水濾過の実演
ろ紙が植物プランクトンで緑色に
生物顕微鏡でプランクトン観察
プランクトンは観察できたかな?
2012年10月24日水曜日
鹿嶋の海でスノーケリング
10月24日の昼休み。ちょっと気晴らしに、センターから車で10分程の鹿嶋市某所の海岸で、K先生とスノーケリングをしてきました。短い時間でしたが、アカカマス、ボラ、ウミタナゴ、クロダイ、オヤビッチャ、ニジギンポ、イソギンポ、アヤアナハゼ、スジハゼB型、ショウサイフグ、メジナなどなど、いろいろな魚に出会うことができました。(金)
マスクとスノーケルを片手に!
ボラの群れ
2012年10月22日月曜日
東大研究チームが来所
東京大学大学院水域保全学研究室の佐野先生と大学院生3名が来所され、鹿島灘の砂浜海岸で魚類調査を実施しました。気持のよい秋晴れのなか、無事、今年の調査が終了しました。調査の締めくくりに、手作りサンマ寿司をみなで食べました。(加)
鹿島灘の砂浜海岸での魚類調査
サンマの炭火焼きと寿司
下総層群を観察
地質が専門の産総研と東大大気海洋研の研究者が来所され,センターにほど近い下総層群と呼ばれる地層を観察して回りました.この辺りに見られる地層は,12万年くらい前にできたと考えられています.
露頭(地層が見える崖のようなところ)の状況もここ数年で変わってしまい,以前見れた場所も多くがなくなっています.
上の写真の近くでは昔,非常に大きなウェーブリップルが見れたのですが,埋まってしまっていました.8年前は下のようなものが見れたのですが。。。
真ん中に見える茶色い波模様がウェーブリップルです.昔ここが海の底だったときに波によってできたものです.いまでも砂浜に遊びにいくと砂がでこぼこしていることがあると思いますが,あれがたまたま地層に残ったものです.これはその中でも特大です.
地質の勉強を始めたころ,こうやって“波の化石”が 残っていることに驚いたものです.(山)
露頭(地層が見える崖のようなところ)の状況もここ数年で変わってしまい,以前見れた場所も多くがなくなっています.
上の写真の近くでは昔,非常に大きなウェーブリップルが見れたのですが,埋まってしまっていました.8年前は下のようなものが見れたのですが。。。
真ん中に見える茶色い波模様がウェーブリップルです.昔ここが海の底だったときに波によってできたものです.いまでも砂浜に遊びにいくと砂がでこぼこしていることがあると思いますが,あれがたまたま地層に残ったものです.これはその中でも特大です.
地質の勉強を始めたころ,こうやって“波の化石”が 残っていることに驚いたものです.(山)
2012年10月20日土曜日
国分寺高校生物部 ご来訪!
10月20日10:30~13:00に、都立国分寺高校の先生方と生物部のみなさん20名、県立熊谷西高校の先生、東邦大東京湾生態系研究センターの研究員の方が、水圏センターに見学にいらっしゃいました。この日のメニューは、次の通りでした。
<この日のメニュー>
(淡水魚の耳石の分類のはなし)
3. センター内の見学
(大学院生の案内で、いろいろ見たり、触ったり・・・、センターをプチ体験)
<この日のメニュー>
1. 水圏センターの施設紹介・ご利用案内
2. モーニングセミナー(=研究交流会)
・センターの研究の概要
・センター所属の大学院生の研究紹介
(霞ヶ浦のハゼのはなし / 涸沼の魚のはなし / 放射線物質の計測方法など)
・国分寺高校のみなさんの研究紹介(淡水魚の耳石の分類のはなし)
3. センター内の見学
(大学院生の案内で、いろいろ見たり、触ったり・・・、センターをプチ体験)
センター内では、私たちが行っている水質、地形・地質、底生生物、魚類の研究の様子などを、ありのままに見てもらいました。この日は、さまざまな漁具や湖沼観測機材、研究に使う小物、学会発表のポスターなどのほかに、センター所蔵の1960年代の涸沼産魚類標本(ほぼ地域絶滅の涸沼産ニシンも含む)、霞ヶ浦・北浦の古地図や1970年代の沈水植物の標本、魚類の軟硬骨透明二重染色標本、チャネルキャットフィッシュの骨格標本、センター周辺の地層の剥ぎ取り標本なども展示してありました。普段から生きものの研究をしている高校生たちに、いろんな点で興味をもってもらえたようで、こちらとしても安心しました。
研究交流会では、生物部の方々がハイレベルな魚の研究をなさっていることを聞き、センターの大学院生&教員ともに、とてもよい刺激になりました(若干、ビビりました)。次は、一緒にフィールドに出たいと思います。またのご来訪を、お待ちしております。(加)
大学院生の発表
高校生の発表
投網を実演!・・・魚模型を見事に捕えてるぞ
玄関の水槽の雑魚たちを見学中
実験室で霞ヶ浦のさまざまな魚類標本を観察
1960年代の茨城県涸沼の標本(今はほぼ絶滅状態のもの)
屋上のライトトラップを見ているところ
屋上の風速・風向計の前にて
古地図で霞ヶ浦の今昔を確認。貴重な水草標本は手前。
さまざまなユスリカの下唇版などを観察中
堆積物のコアも観察中
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