クリックで拡大します(1440*960 Pixel)
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本庄ダムからは車で20分とかからない山あいにある二級ダムは、二級峡という渓谷にかかっています。
現在ではよい道になっていますが、旧道はかなり厳しい道であったと思われます。
さて到着したのは6時過ぎ、まだ霧が立ち込める中、早速の撮影開始です。
堤体は古く、ダム下には減勢工もなく自然の岩場がその役目をし、
天端からダム下を見下ろすと、エプロンがすり鉢上になっていて、吸い込まれそうでかなり怖い、
またその岩も甌穴で有名な二級峡そのもの、なんともフォトジェニックなダムサイトです。
随所に見て取れる古いコンクリートの塊と、それにへばりつく金属部品も、なかなかフォトジェニックです。
赤い吊橋を渡って堤体を正面から見たときは、そのかざりっけなしの無骨さと潔さに
思わず「かっこいい」とうなっていました。記憶に残る発電堤体でしょう。
と同時に、背中に寒いものも感じました、霊媒体質の方は長居は無用です。